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歴史シンポジウム 後鳥羽上皇が造った都市 水無瀬離宮を考える 
水無瀬離宮の調査・研究成果の報告と、水無瀬離宮を未来に伝えていくために私たちのできること  

主催:水無瀬離宮を未来へつなぐ実行委員会

後援:大阪歴史学会 地方史研究協議会 日本考古学協会 日本史研究会 日本庭園学会 文化財保存全国協議会 歴史科学協議会 歴史倶楽部しまもと

◆プログラム

・趣旨説明 足立佳代(日本庭園学会 理事)

・基調講演1:「後鳥羽上皇と水無瀬離宮」 高橋昌明(神戸大学 名誉教授)

・基調講演2:「院政期京都とその周辺-院政王権都市の成立と展開」 山田邦和(同志社女子大学 特任教授)



【シンポジウム】

・報告①:「発掘調査で解明された鎌倉の都市構造」 馬淵和雄((一社)鎌倉・中世文化研究センター 理事)

・報告②:「水無瀬離宮の都市構造を探る」 豊田裕章(国際日本文化研究センター 客員教授)

・報告③:「発掘調査で分かった平泉の都市構造」 前川佳代(奈良女子大学 協力研究員)



【パネルディスカッション】

・司会:大澤伸啓(日本庭園学会 会長)

・提案:馬淵和雄「歴史遺産をいかしたまちづくり」



◆会 場:島本町ふれあいセンター ケリヤホール

アクセス:JR「島本」駅下車徒歩7分。阪急「水無瀬」駅下車徒歩17分



◆参加費:島本町在住の方 1,000円  町外の方:1,400円



◆申込方法:下記申込フォームから必要事項を明記の上、申込み

申込フォーム




◆お問合せ:minasemirai2024@gmail.com 090-2061-8001(白藤)まで

こちらからチラシをダウンロードできます。



令和6(2024)年度日本庭園学会全国大会 開催案内  

1.全国大会概要

◆日程:令和6年(2024)6月1日(土)・2日(日)

◆会場:1日目 現地検討会(毛越寺庭園、観自在王院庭園、無量光院庭園等等)、 情報交換会(ホテル武蔵坊)

     2日目 平泉町学習交流施設エピカ (岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山25-3)

【6月1日(土)】現地検討会(毛越寺庭園等)、平泉町担当者からの補足説明及び見学者からの質疑応答、情報交換会

【6月2日(日)】公開シンポジュウム、理事会・総会、日本庭園学会賞授賞式・学会賞受賞者講演、研究発表会 *変更になる場合があります

2.大会趣旨

テーマ:「文化財庭園の整備・再整備」

  近年、かつて保存整備された文化財庭園の再整備が各所で行われています。今回会場となる平泉町では、毛越寺庭園の再整備が進行しています。このような再整備がなぜ必要なのか、どのような方針に基づいて実施しているのか、いくつかの事例に基づいて考察します。また、最近行っている文化財庭園の保存整備事業に関して、整備に対する考え方、名勝との関係について等、いくつかの事例をもとに考察します。

3.大会プログラム
◆6月1日(土)

10:00 毛越寺庭園集合(拝観料は各自支払って門の中で集合)

16:00 平泉町担当者の補足説明及び見学者からの質疑応答

18:00 情報交換会(ホテル武蔵坊)

◆6月2日(日)

08:30 会場にて受付開始

09:00 公開シンポジュウム 開始

10:50 パネルディスカッション 開始

12:00 昼食休憩/理事会

13:00 総会・日本庭園学会賞授賞式・学会賞受賞者講演

14:00 研究発表会 開始

16:40 閉会挨拶/閉会/会場復旧

詳細は学会ニュース No.116をご覧ください。

4.大会参加の申込み

(1)大会参加費+資料代(シンポジュウム・研究発表資料集)参加費は次表の通りです。参加されるプログラム等によって参加費が異なりますので、充分ご確認のうえ、お申込み頂けますよう、よろしくお願いいたします。

会員 学生会員 非会員 平泉町町民の皆さん
参加費 2,000円 1,500円 3,000円 無料
現地検討会拝観料 自己負担 自己負担 自己負担 自己負担
資料代 参加費に含む 参加費に含む 参加費に含む 1冊につき1,000円

*いずれか1 日のみの参加であっても、参加費は同じです。*町民の方は、無料で聴講できます。ただし、発表資料集を購入される場合は、1,000 円のお支払いが必要になります。

(2)大会発表資料集を別途購入される場合、1 冊1,000 円となります。

(3) 2 日目/ 公開シンポジュウムのみの参加は参加費無料となります。ただし、資料代は別途1,000 円となります。

(4)申込方法

 事前申込制かつ、参加費前納制(振込)となります。大会参加の申込みは事前にEメールた はま郵送、FAXのいずれかの方法で「令和6 年度(2024)日本庭園学会全国大会参加申込記入表」をご参照のうえ、お申込みください。①氏名、②会員・非会員・ 学生会員の別、③当日に連絡可能な携帯電話番号を明記ください。2日目の公開シンポジュウムのみ参加は当日会場にて受付ます。

*別紙参加申込記入票をご利用頂くと便利です。ご活用ください。

(5)情報交換会(ホテル武蔵坊)の会費は当日徴収します(参加費は6,000 円程度)。

申込み期限:令和6 年(2024)5 月21 日(火)

申込み先:

〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1 東京農業大学地域環境科学部造園科学科 庭園技法材料学研究室内 日本庭園学会事務局

Eメール  teiengakkai@gmail.com

電 話   03-5477-2428

FAX   03-5477-2625


問い合わせ先:

粟野 隆(日本庭園学会全国大会運営委員会副委員長)

Eメール t 3 a w a n o @ n o d a i . a c . j p

電 話   03-5477-2428


大会参加費振込先
大会参加の方は以下の振込先に参加費をお振込みください。
<参加費振込先(郵便振替)>

加入者名:日本庭園学会

口座番号:00140-3-659842

大会参加者の参加費振込期限:令和6 年(2024)5 月21 日(火)


日本庭園学会オンラインセミナー2024開催のお知らせ  

【開催趣旨】

 日本庭園学会は、日本庭園を多方面から総合的に研究・討議するとともに、日本庭園を軸として日本文化について考究することを趣旨としています。本学会では、日本庭園の研究を造園の専門分野のみからアプローチするのは不十分であると考えます。建築学・考古学の分野はもとより、生活文化としての茶道・華道、あるいは精神文化としての哲学・宗教、特に仏教文化の分野、さらに美術・工芸、絵画等々、そして庭づくりの現場の声等、多方面から行われてこそ、はじめてその完きを得るものと考えます。そのため、2021年から開始した本オンラインセミナーは、多彩な分野の先生に御講演をいただき、日本庭園学の深淵に触れる企画としています。 本セミナーは学会主催ですが、会員のみならず広く一般の方に向けて、様々な実践智(現場の肉声)と思考智(研究の成果)をわかりやすく話題提供し、日本庭園学のこれまでとこれからを展望していく内容です。今年度のテーマは、「文化財としての庭」です。これまでどおりZoom 利用による事前登録制にて、毎回どなたでも、世界中のどこからでも、視聴・参加可能な企画とします。皆様のご参加をお待ちしています。

【開催期間・日時】
 4月15日(月)~5月27日(月)毎月曜日の18:00~19:30に開催します。但し、4月29日(月)は休日のため、4月30日(火)に実施します。また、5月6日(月)は開催しません。

【セミナーの参加方法】
参加費:無料定 員: 300 名(非会員も参加可能)登 録:必要。初めに登録し、Zoom リンクを入手すれば 全てのセミナーが視聴可能。事前登録は下記 URLの申込フォームから申込情報を入力してください。
申込フォーム その他:事前登録者のうち、学会員に限定して後日に見逃し配信を実施(YouTube利用、半年程度)します。この機会に学会入会のご検討をお願いいたします。

【講演内容(全6回)】
4月15日(月)青木 達司氏(文化庁)
日本における文化財庭園の状況「文化財保護法」により指定されている国の名勝庭園について、歴史と現況について概説し、その保存と継承に関わる諸課題などについて触れる。

4月22日(月)吉村 龍二氏((株)環境事業計画研究所)
文化財庭園の保存・活用計画国指定名勝や史跡の保存と活用に関して、必要な計画立案の要点と課題について、これまで報告者が関わった具体的な事例に基づき概説する。

4月30日(火)正田 実知彦氏(福岡県)
福岡県における名勝庭園の保存活用福岡県には8件の国指定名勝が存在する。その内、7件は庭園である。2017年、国指定名勝庭園を有する6市町(飯塚市・柳川市・みやま市・添田町・川崎町・築上町)による福岡県市町村名勝庭園協議会が発足した。同協議会では、これまで、庭園紹介冊子の刊行、パネル展示、庭園ゼミなどを実施し、名勝庭園の保存管理に関する知識や技術の向上を図るとともに、名勝庭園の価値を広く発信してきた。福岡県における名勝庭園の価値と保存管理のあり方、そして同協議会の活動を中心とした庭園の活用事例について報告する。

5月13日(月)山田 拓広氏(花豊造園(株) )
文化財庭園の管理と活用―実務の立場から国指定名勝庭園の維持管理を担う管理者の立場から、文化財庭園の保存・管理と活用の現状について、報告者が関わる具体的な庭園事例をあげながら概説する。

5月20日(月)イトウ マサトシ氏(「おにわさん」編集者)
文化財庭園の知名度と課題ー愛好しめぐる立場から2020年、国指定名勝庭園「藤江氏魚楽園」「時国氏庭園」の閉園。青森県指定名勝「清藤家庭園」の指定解除と解体消失。2023年、国指定名勝庭園「上時国氏庭園」の閉園。ごく一部の有名庭園を除いて集客に苦戦する「庭園」。人口減少の加速する日本の地方で文化財庭園の存在感を残すためには何が必要か。庭を愛好し全国をめぐる中で見えてきた課題について紹介する。

5月27日(月)前川 佳代氏(奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学 研究センター)
池庭造営の系譜―京都・平泉・鎌倉・水無瀬 報告者は、平泉の庭園の源流を京都や奈良に求めてきたが、具体的な造営者はわからなかった。奥州へ侵攻した源頼朝は、平泉の堂舎を意識して永福寺を建立する。その池の造営者は明らかで、池の形と造営技術の系統から、永福寺以前の平泉毛越寺庭園や永福寺以後の水無瀬や大慈寺庭園の形と造営者について考えるところを述べたい。


本セミナーのチラシはこちらをご参照ください。

チラシのダウンロード



令和6(2024)年度日本庭園学会全国大会(予告)  

1.全国大会概要

◆日程:令和6年(2024)6月1日(土)・2日(日)

◆会場:岩手県平泉町 *詳細確定次第、学会HP、学会ニュースでお知らせします。

【6月1日(土)】現地検討会(毛越寺庭園等)、平泉町担当者からの補足説明及び見学者からの質疑応答、情報交換会

【6月2日(日)】公開シンポジュウム「文化財庭園の整備・再整備」、理事会、総会、日本庭園学会授賞式、学会賞受賞者講演、研究発表会

2.大会趣旨

テーマ:「文化財庭園の整備・再整備」

 近年、かつて保存整備された文化財庭園の再整備が各所で行われています。今回会場となる平泉町では、毛越寺庭園の再整備が進行しています。このような再整備がなぜ必要なのか、どのような方針に基づいて実施しているのか、いくつかの事例に基づいて考察します。また、最近行っている文化財庭園の保存整備事業に関して、整備に対する考え方、名勝との関係について等、いくつかの事例をもとに考察します。

3.研究発表の募集について
◆申込み方法

 令和6 年度(2024)全国大会におきまして、研究発表を募集します。会員のみなさまにおかれましては、ふるってご応募ください。発表申込み期限:令和6(2024) 年2 月29 日(木)

発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要(200 字程度)を添付のうえ、下記の「発表申込先」までお送りください。Eメールでお申し込みお願いします。

※今大会は、スケジュールの都合上、最大9件のみの発表となります。公平を期すため、申込者先着順とします。

発表申込先:t 3 a w a n o @ n o d a i . a c . j p 粟野隆(全国大会運営委員)

※申し込みのメールが迷惑フォルダに格納され、メール受信の確認が遅くなる場合がありますので、申し込み後、5 日間を経ても申し込み確認の連絡がない場合は、次ページに掲載の問い合わせ先(粟野隆 携帯電話)までお問い合わせください。

◆執筆要領

 全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布します。原稿はそのまま要旨集の版下とします。学会のHPからWordの書式見本をダウンロードし、作成をお願いします。分量は、A 4 判で2 ページもしくは4 ページ、6 ページ、8 ページとします(奇数ページでの原稿は、受け付けませんのでご注意ください)。提出に際しては、Word ファイルとPDF ファイルの両方をご提出ください。なお、学会HP から書式見本がダウンロードできない方は、粟野隆までメールにてお問い合わせください。

発表要旨提出期限:令和6(2024)年4月26日(金)(本文版下原稿のメール提出期限)

詳細は学会ニュース No.115
をご覧ください。



小田原城御用米曲輪検出遺構、発掘現場特別視察会及び検討会 開催

 現在、小田原城では、御用米曲輪(江戸時代に米を収納した蔵があった曲輪)の発掘調査並びに保存整備事業が行われています。以前の発掘調査では、下層から戦国時代の石敷など庭園遺構が確認されており、今回もそれに関連する遺構の検出が期待されていました。今年度、現在までの発掘調査の結果、戦国期庭園に関連する石列を伴う溝状遺構が確認されているほか、周囲に建物跡や井戸跡が存在したと想定されています。  このようなことから、小田原市教育委員会の全面的な協力のもと関係者向けに特別現場説明会が開催されることになりました。本学会では、これにあわせて御用米曲輪検出庭園遺構の検討会を下記により開催いたします。現場視察、その後の検討会の場、情報交換の場(交流会)を設ける予定ですので、多くの皆さまの参加をお待ちしています。


 
開催概要及び申込方法

◆日  時 :令和6 年2月15日(木)
 13:30     小田原駅小田原城口集合
 14:00~16:00 発掘現場特別視察
 16:00~17:30 御用米曲輪検出戦国期庭園検討会(小田原市民活動センター)

◆参加費:会員無料。学会員以外(検討会のみ)500 円

◆交流会:小田原駅周辺にて 18:00 頃より開始。2時間程度を予定。交流会参加費は5,000円程度。

◆申込期限:令和 6 年 2 月 10日(土)締切

◆申込方法:参加希望者は①~④の必要事項を明記の上、日本庭園学会事務局まで申込みください。グループでの参加・申込みも可能です。
①参加者氏名(全員分)
②代表者連絡先として、メールアドレス及び当日 連絡可能な携帯番号
③参加者会員種別、学会員及び学会員以外の各人数
④交流会参加者全員の氏名

◆申 込 先:日本庭園学会事務局   teiengakkai@gmail.com

◆交  通:JR又は小田急線小田原駅まで各自でお越しください

(写真)小田原城御用米曲輪発掘状況



令和5年度日本庭園学会関西大会 開催案内  


関西大会テーマ:「旧彦根藩の大名庭園と世界文化遺産登録 〜再生と未来〜」

 令和5 年度の日本庭園学会全国大会は「江戸の大名庭園~再生と未来~」のテーマで開催されました。関西大会ではこれに引き続き、関西の大名庭園を代表するひとつである滋賀県彦根市に所在する旧彦根藩の大名庭園にスポットを当て、現地検討会ならびに公開シンポジウムを企画しました。現地検討会・公開シンポジウムでは、彦根市担当者や文化財庭園保存技術者から彦根城の世界遺産登録に向けての取り組みの現状や、玄宮園の保存管理・修理事業についてご報告いただき、彦根城を含み大名庭園の再生と未来についてディスカッションを行ないます。研究発表会では5件の発表が行われます。ふるってご参加くださいますようお願いいたします。

 なお、関西大会は対面にて実施いたしますが、研究発表会ならびに公開シンポジウムはWeb 会議システム(Zoom)によるリモート参加も可能です。申し込みいただいた方に事前にID・パスワードをお知らせいたしますので下記の要領に従って事前にお申し込みください。

1.大会概要
◆主 催 日本庭園学会

◆後 援 彦根市

◆日 程 令和5年11 月18 日(土)・19 日(日)

◆概 要


令和5年11 月18 日(土)
現地検討会(10:00 〜17:00 )
集合場所:開国記念館 (彦根城佐和口多聞櫓)
午 前:名勝玄宮楽々園
所在地:滋賀県彦根市金亀町3 アクセス:JR 彦根駅から徒歩約20 分

 玄宮園において、近年の護岸修理事業や植栽整備事業について整備事業担当者よりご案内いただきます。また、修理が竣工した楽々園の建造物や今後修理予定である玄宮園内の臨池閣の見学を行います。

午 後①:彦根城  *彦根城博物館は見学に含んでおりません。

所在地:滋賀県彦根市金亀町3

アクセス:JR 彦根駅から徒歩約20 分

午 後②:旧彦根藩松原下屋敷( お浜御殿) 庭園

所在地:彦根市松原町515

アクセス:JR 彦根駅から徒歩約30 分

*見学先、見学順は変更になることがあります。

【2 日目】現地及びリモート併用
令和5年11 月19 日(日)

研究発表会、公開シンポジウム

10:00 〜15:30(予定)

会 場:彦根勤労福祉会館大ホール

所在地:彦根市大東町4-28

アクセス:JR 彦根駅より徒歩5 分

午前:公開シンポジウム 「旧彦根藩の大名庭園と世界文化遺産登録~再生と未来~」

午後:研究発表会


◆参加費(入園料含む)

1 日目:学会員:1,000 円、非学会員:2,000 円、学生:無料

2 日目:無料 但し、希望者は資料代(『研究発表要旨集および公開シンポジウム資料』) として1,000 円


◆関西大会参加の申し込み

[参加申し込み先]

日本庭園学会関西支部事務局

〒 606-8271 京都市左京区北白川瓜生山 2-116

京都芸術大学 日本庭園・歴史遺産研究センター気付

F a x : 075-791-9342 Mail:naka@kua.kyoto-art.ac.jp

[申し込みについての諸注意]

・参加者の人数制限はありません。

・申込期限: 令和5年 11 月11 日(土)12:00 *

*当日参加も受け付けますが、準備の都合上、極力事前に参加申込みをお願いいたします。なお、リモート参加希望の方は当日受付はいたしかねますので必ず期限までにお申し込みをお願いいたします。

・申込みは、ハガキ、ファクシミリ、メールのいずれかにてお願いします。電話でのお申込みは担当者が常駐しておりませんのでご遠慮願います。お申し込みの際には次の事項をお知らせ願います。

①氏名、所属、住所、当日連絡可能な携帯電話番号、②会員・非会員の別( 学生の方はその旨もお知らせください)、③参加プログラム(A: 現地検討会、 B: 公開シンポジウム、C: 研究発表会)、④資料希望の有無、⑤リモート参加希望者のみ、「リモート参加希望」と記し、連絡先メールアドレスを明記してください。

11 月18 日(土)までに、Zoom にログインするためのID とパスワードをお知らせいたします。なお、万が一、Wi-Fi 環境により通信状態が芳しくない場合が生じた場合はご容赦ください。


[参加費についての諸注意]

・参加費は当日徴収いたします。極力、つり銭の要らないようにご協力をお願いいたします。但し、研究発表会及び公開シンポジ ウムへリモート参加の方で資料を希望される方は下記要領にて資料代をお振込み願います。

・リモート参加希望で資料希望者は申込み事項④に「資料希望」と記し、11 月11 日までに代金1,000 円の振り込みをお願いいたします。

<リモート参加者 資料代振込先 ( 郵便振替 )>

加入者名: 日本庭園学会 口座番号 :0 0 1 4 0 - 3 - 6 5 9 8 4 2


プログラム
【1日目】

令和5年11 月18 日(土)

現地検討会(10:00 〜16:00 )

進行:日本庭園学会関西支部長 仲隆裕

案内・解説:三尾次郎氏(彦根市文化財課)

       片石高幸氏(予定)(文化財庭園保存技術者協議会正会員)


【2日目】

令和5年11 月19 日(日)

公開シンポジウム(10:00 〜12:00 )

研究発表会(13:30 〜15:30 )

各日の詳しいタイムテーブルは、庭園学会ニュースNo.114をご参照ください。

研究発表の概要 発表1 「石工、井亀泉・酒井八右衛門のこと」 加藤元信(文京区役所文化資源担当室 文京ふるさと歴史館) 発表2 「浜離宮恩賜庭園新銭座鴨場における角落し堰による汐入の池の管理手法の考察」 菊池正芳(公益財団法人東京都慰霊協会) 発表3 「発掘庭園の保存と活用-朝倉館跡庭園特別鑑賞会のその後」 藤田若菜(福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館) 発表4 「大阪府島本町所在・水無瀬殿保存問題の顛末と課題」 大澤伸啓(立正大学非常勤講師) 発表5 「大原来迎院・旧善逝院庭園跡の調査(仮)」 マレス・エマニュエル、川畑和也、久瀬夏鈴、柴川悠、橋爪香里、松原愛奈(京都産業大学文化学部)
各発表の概要は、庭園学会ニュースNo.114をご参照ください。



日本庭園学会現地検討会2023 のご案内  


真壁城跡現地視察会の概要

 茨城県桜川市の国指定史跡真壁城跡の中城には庭園遺構が見つかっており、現在発掘調査が実施されている。今回は、整備に向けての確認調査ということもあり、日本庭園学会主催の現地視察会を企画した。現地討議の場を含め、参加者との情報交換の場(交流会)も設ける予定ですので、多くの方々の参加を期待します。


史跡真壁城跡中城庭園 発掘現場視察会の詳細

日 時:令和5 年12 月7 日(木) 13:45 現地集合、16:30 現地解散

参加費:会員無料。学会員以外500 円

交流会:つくば駅周辺にて17:30 頃より開始。2時間程度を予定。交流会参加費は4,000 円程度

申込期限:令和5 年11 月27 日(月)締切

申込方法:参加希望者は以下の必要事項を明記の上、日本庭園学会事務局まで申込みください。グループでの参加・申込みも可能です。

①参加者氏名(全員分)、②代表者連絡先として、メールアドレス及び当日連絡可能な携帯番号、③参加者会員種別(学会員及び学会員以外の各人数)、④送迎( つくば駅~現地の往復) 希望者全員の氏名、⑤交流会参加者全員の氏名

申込先:日本庭園学会事務局

交 通:

<送迎バスを利用>

桜川市のご厚意により、送迎バスの提供があります。各便直通で下記の通り運行されます。

【往路】13:00 つくばエクスプレス「つくば駅」から「真壁城跡」まで

【復路】解散後 「真壁城跡」からつくばエクスプレス「つくば駅」まで


<公共交通機関を利用>

【往路】最寄り駅のJR 水戸線「岩瀬駅」下車。12:52 岩瀬駅発・桜川市バス「ヤマザクラGO」の「筑波山口行き」に乗車し、「真壁城跡」バス停にて下車(13:26 着予定)、徒歩5 分

【復路】真壁城跡バス停から16:35又は17:10 発の桜川市バス「ヤマザクラGO」の「岩瀬庁舎行き」に乗車し、「岩瀬駅」にて下車(17:02又は17:54 着予定)。


真壁城跡の概要(「中世真壁氏の居城」)

 平安時代末(1172 年)に平長幹たけもとが真壁郡司として入部し、その一族は真壁氏を名乗った。以降、真壁氏は秋田角館へ移封となる1602 年までこの地を治め、真壁城はその居城であった。真壁城は筑波山系から西へ伸びる尾根上の微高地を利用して造られた平城である。本丸を中心に巡る四重の堀と土塁などが良好な状態で残され、中世城郭の構造を知る上で貴重な史跡で、その国指定面積は12.5 ヘクタールに及ぶ。

 1934( 昭和9) 年12 月18 日に本丸部分の一部が県指定史跡となり、さらに1994( 平成6) 年10 月28日に現在の範囲が国指定史跡となった。現在、市教育委員会が主体となり発掘調査と史跡公園整備事業を進めている。

( 参考:桜川市「国指定史跡 真壁城跡」



真壁城跡の発掘調査と整備

 桜川市教育委員会では真壁城跡の発掘調査を、1981( 昭和56) 年:本丸、1995( 平成7) 年以降:二の丸・中城・外曲輪、そして今回視察対象の中城は2022 年( 令和4 年度) より調査を進めている。整備( 復元工事) の状況としては、外曲輪が完了し、続いて整備中が中城となっている。なお、今後整備予定として本丸、二の丸がある。2000・2001 年( 平成12 年・13 年度) の調査から中城中央部に池跡や石組水路などが発見され中城庭園の存在が確認された。以降年次進行で発掘調査が実施され、整備に向けての確認調査が継続され現在に至っている。

( 参考:桜川市「発掘調査の成果について」





第18 回日本庭園学会賞の募集のお知らせ

 この度、日本庭園学会では、日本庭園や日本庭園に関わる研究に関する業績を顕彰するために、日本 庭園学会賞を設けました。今年度は第18 回の募集をおこないます。
 審査の対象は、論文など学術に関すること、庭園技術や技能に関すること、庭園に関する著作等です。 著作等には、映像や写真も含みます。

 応募締め切りは、令和6年2月29 日(必着)です。なお、応募書類は返却しません。この賞は会員ばかりでなく、会員の推薦する者も学会賞の対象者になりますので、庭園学の発展のために、自薦、他薦を含めまして、ぜひご応募のほどをお願いいたします。

                                                                                                         令和4年 12月

学術委員会委員長 佐々木 邦博

日本庭園学会賞 募集要項



1.(目 的)日本庭園およびそれにかかわる研究に関する業績を顕彰するため。

2.2.(対象者)日本庭園学会員または学会員の推薦する者。

3.(対 象)

学 術: 庭園に関する論文で、庭園学の発展に貢献した者。

技 術: 庭園に関する計画・設計・施工、維持管理・運営、遺跡調査、復元整備、修理等庭園技術および技能の発展に貢献した者。

著作等: 庭園に関する著作、映像、写真等の業績が極めて優れていると認められた者。また、各種活動により庭園学の発展に寄与した者。
      
なお、他に奨励賞を設けることができる。

4.(表彰)総会で学会長が授与し、その内容を日本庭園学会誌に公表する。

5.(応募)授賞対象者は学会員または学会員の推薦する者とする。
推薦者は別紙に定めた「日本庭園学会賞推薦応募書」と選考に必要な資料を添えること。

■応募用紙 こちらから応募用紙をダウンロードしてください。PDF/ MicrosoftWord

■応募書等の送付先: 
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1- 1- 1   
   東京農業大学地域環境科学部造園科学科ガーデンデザイン研究室気付  日本庭園学会総務担当

■応募の締め切り:令和6年2月29 日(必着)

■応募に関する問い合わせ先:学術委員長 佐々木邦博
  Tel & Fax 0265-73-2991   E-mail:sasakikunihiro1954@yahoo.co.jp


令和5年度日本庭園学会関西大会の開催について(予告)  


令和5 年度の日本庭園学会全国大会は「江戸の大名庭園~再生と未来~」のテーマで開催されました。 関西大会ではこれに引き続き、関西の大名庭園を代表するひとつである滋賀県彦根市に所在する旧彦根藩の大名庭園にスポットを当て、現地検討会ならびに公開シンポジウムを企画しました。現地検討会・公開シンポジウムでは、彦根市担当者や文化財庭園保存技術者から彦根城の世界遺産登録に向けての取り組みの現状や、玄宮園の保存管理・修理事業についてご報告いただき、彦根城を含み大名庭園の再生と未来についてディスカッションを行う予定です。  詳細は学会ホームページならびに次号学会ニュースにてお知らせいたします。

1.大会概要
◆内 容
【1 日目】令和5年11 月18 日(土)
現地検討会10:00 〜17:00(予定)
集合:彦根市開国記念館(彦根城佐和口多聞櫓)
午前:名勝玄宮楽々園
所在地:滋賀県彦根市金亀町3
アクセス:JR 彦根駅から徒歩約20 分
玄宮園において、近年の護岸修理事業や植栽整備事業について整備事業担当者よりご案内いただきます。また、修理が竣工した楽々園の建造物や今後修理予定である玄宮園内の臨池閣の見学も予定しています。

午後:彦根城( *彦根城博物館は見学に含んでおりません。)
所在地:滋賀県彦根市金亀町3 アクセス:JR 彦根駅から徒歩約20 分 
旧彦根藩松原下屋敷(お浜御殿)庭園(予定)
所在地:彦根市松原町515 アクセス:JR 彦根駅から徒歩約30 分
*見学先、見学順は変更になることがあります。

【2 日目】令和5年11 月19 日(日)
研究発表会、公開シンポジウム
10:00 〜17:00(予定)
会場:彦根勤労福祉会館大ホール
所在地:彦根市大東町4-28 アクセス:JR 彦根駅より徒歩5 分
午前:公開シンポジウム 「旧彦根藩の大名庭園と世界文化遺産登録~再生と未来~」(仮)
午後:研究発表会 *終了時刻は予定です。発表件数により前後いたします。

◆参加費(入園料を除く)
1 日目:学会員:1,000 円、非学会員:2,000 円、学生:無料
2 日目:無料
*資料代(『研究発表要旨集および公開シンポジウム資料』)は未定です。
*参加申込み・参加費の支払い・リモート参加の方法等、は次号にてお知らせいたします。

2.研究発表の申込みについて
◆発表申込み方法
発表者氏名・所属・題名・連絡先 ( 住所、電話番号、電子メールアドレス)・会員種別を明記し、発表概要(200 字程度 ) を添付の上、下記関西支部事務局担当者宛電子メールで送信してください。
【研究発表申し込み期限】
令和5年10 月14 日( 土)12:00 必着
◆発表要旨 執筆要領
研究発表申込み者は、下記の要領で発表要旨を提出願います。研究発表会においては全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、現地参加者およびリモート参加者に配布します。原稿はそのまま要旨集の版下とするため、ワープロソフトを使用して作成願います。文量は、A4 判で 6 ページ程度とし、モノクロ印刷とします。
Microsoft Word もしくは PDF ファイルを添付した電子メールで下記関西支部事務局担当者宛送信してください。文字数及びページレイアウトは、学会誌の論文の書式に準じてください( 横書き 2 段組、1 段あたり 25 字 40 行 )。 

 なお、書式は日本庭園学会ホームページからダウンロードが可能です。申込みと資料提出の締切日は厳守してください。
【発表要旨提出期限】
令和5 年11 月 4 日 ( 土) 12:00 必着
◆研究発表申込み、発表要旨提出先
日本庭園学会関西支部事務局 担当者:仲隆裕
naka@kua.kyoto-art.ac.jp



【ご案内】日本庭園学会 オンラインセミナー2023秋
庭と園に学ぶ~近世と近代~ 

  日本庭園学会では、日本庭園を多方面から総合的に研究・討議するとともに、日本庭園を軸として日本文化について考究することを趣旨としています。
 本学会では、日本庭園の研究を造園の専門分野のみからアプローチするのは不十分であると考えます。建築・考古の分野はもとより、生活文化としての茶道・華道、あるいは精神文化としての哲学・宗教、特に仏教文化の分野、さらに美術・工芸、絵画等々、多方面から行われてこそ、はじめてその完きを得るものと考えます。そのため、本オンラインセミナーでは、多彩な分野の先生にご講演をいただき、日本庭園学の深淵に触れる企画としています。
 本セミナーは学会主催ですが、会員のみならず広く一般の方に向けて、様々な実践智(現場の肉声)と思考智(研究の成果)をわかりやすく話題提供し、日本庭園学のこれまでとこれからを展望していく内容です。
 Zoom開催のため、参加登録制(*)にて、毎回どなたでも、世界中のどこからでも、視聴・参加可能。多くの方々の参加をお待ちしております
(*)参加登録制:開催期間内であればいつでも登録可能。一度の参加登録で全ての回を聴講可能。

【プログラム】
講師名は全て敬称略

9月25日(月) 18:00~19:30
鉢植が並ぶ庭
講師:平野 恵(台東区中央図書館 郷土・資料調査室)

10月02日(月) 18:00~19:30
江戸大名の庭と上水
講師:内藤啓太(法政大学 デザイン工学部建築学科)

10月10日(火) 18:00~19:30
近世大名庭園の考古学
講師:谷川章雄(早稲田大学 人間科学学術院)

10月16日(月) 18:00~19:30
城下町金沢の遥拝と庭園
講師:鍔 隆弘(金沢美術工芸大学 ホリスティックデザイン専攻)

10月23日(月) 18:00~19:30
近代・東京の庭師と数寄者
講師:松本恵樹((有)春秋設計工房/東京農業大学客員研究員)

10月30日(月) 18:00~19:30
日本庭園にみられる日本とフランスの剪定方法の比較
講師:石井匡志(アゴラ造園㈱/一造会幹事長・フランス海外研修団長)

11月06日(月) 18:00~19:30
雑木の庭と、にわアラカルト
講師:岡島直方(南九州大学環境園芸学部環境園芸学科)

11月13日(月) 18:00~19:30
東京臨海部の潮入りの庭と都市計画
講師:竹内智子(千葉大学園芸学研究院ランドスケープ・経済学講座)

◎プログラムの詳細はこちらのチラシ をご参照ください。 *9月20日にチラシの内容を一部更新しています

【参加費】
無料

【定員】
300名 (*)参加登録制。非会員も参加可

【申込方法】
下記リンク先の申込みフォーム(Googleフォーム)より必要事項を明記し、参加登録をしてください。
申込みフォーム
Googleフォームでの登録ができない場合は、①お名前、②ご所属、③メールアドレス、④会員/非会員の別を記載のうえ、teienzoom@gmail.comまでお申込みください。
電話・FAX・郵送でのお申込みに応じられません。予めご了承ください。



【ご案内】令和5年度(2023) 日本庭園学会全国大会の実施要項
大会テーマ 「江戸の大名庭園~再生と未来~」 

1.全国大会概要
日程:令和5年(2023)6月3・4日(土・日)
会場:東京都中央区環境情報センター 研修室
6月3日(土):現地検討会、公開シンポジウム、情報交換会
6月4日(日):研究発表会、総会

2.大会趣旨
テーマ:「江戸の大名庭園~再生と未来~」
 かつて、江戸の街には1,000か所以上の大名庭園があったといわれているが、明治維新により多くの大名庭園は放棄され破壊されてしまった。わずかに残った庭園は、公共の庭園やホテルなどの民間施設の一部として残されるのみであった。しかし、それらの庭園も関東大震災、太平洋戦争によって構造物は焼失し、残されていた江戸の大名庭園の面影を失ってしまった。  浜離宮恩賜庭園等の都立庭園は、平成16年(2004)より遺構調査や史資料調査を行ないながら江戸の大名庭園を復元し次の世代に引き継いでいくことを目的とした事業が進められている。失われた江戸の大名庭園を復元していくことは、江戸の文化を今に再現することであり、それは次世代に継承すべき文化遺産であるということでもある。  江戸の大名庭園の復元はどのような形でどのように進められているのか、そして、復元された江戸の大名庭園を、価値ある施設として現在の人々に活用してもらうためにどのような取り組みが考えられるのか、経緯も含めて議論していきたい。  そして、昨年度、築地市場跡に所在する江戸時代に名園と謳われた浴恩園の一部で予備調査が行われた。江戸大名庭園の実態を解明する上でも貴重な事例になると思われる。

プログラム等詳細
本会プログラムの詳細は「日本庭園学会ニュースNo.112」をご参照ください。 参加申込方法
プログラムをよくご確認のうえ、お申込みください。
参加申込期限:令和5年(2023)5月23日(火)必着

お申込みには下記の「参加申込記入表」が便利です。必要事項を明記の上、メールに添付、FAXでご送信、もしくは郵送ください。

「令和5年度(2023)日本庭園学会全国大会 参加申込記入表(pdf)」
「令和5年度(2023)日本庭園学会全国大会 参加申込記入表(word)」

参加申込先
Mail:teiengakkai@gmail.com FAX:03-5477-2625
郵送:〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学造園科学科庭園技法材料学研究室内 日本庭園学会事務局

大会に関するお問い合わせ先
粟野隆(全国大会運営委員、東京農業大学地域環境科学部造園科学科)
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
電話:03-5477-2428
FAX:03-5477-2625
Eメール:t3awano@nodai.ac.jp





第17回日本庭園学会賞の募集のお知らせ

 この度、日本庭園学会では、日本庭園や日本庭園に関わる研究に関する業績を顕彰するために、日本庭園学会賞を設けました。今年度は第17回の募集をおこないます。
 審査の対象は、論文など学術に関すること、庭園技術や技能に関すること、庭園に関する著作等です。著作等には、映像や写真も含みます。
 応募締め切りは、令和5年2月28日(必着)です。なお、応募書類は返却しません。
 この賞は会員ばかりでなく、会員の推薦する者も学会賞の対象者になりますので、庭園学の発展のために、自薦、他薦を含めまして、ぜひご応募のほどをお願いいたします。
                                                                                                         令和4年 12月

学術委員会委員長 佐々木 邦博

日本庭園学会賞 募集要項


1.(目的) 日本庭園およびそれにかかわる研究に関する業績を顕彰するため。
2.(対象者)日本庭園学会員または学会員の推薦する者。
3.(対 象)
学術: 庭園に関する論文で、庭園学の発展に貢献した者。
技術: 庭園に関する計画・設計・施工、維持管理・運営、遺跡調査、復元整備、修理等庭園技術
          および技能の発展に貢献した者。
著作等: 庭園に関する著作、映像、写真等の業績が極めて優れていると認められた者。また、種活動
             により庭園学の発展に寄与した者。
           なお、他に奨励賞を設けることができる。
4.(表彰)総会で学会長が授与し、その内容を日本庭園学会誌に公表する。
5.(応募)授賞対象者は学会員または学会員の推薦する者とする。
推薦者は別紙に定めた「日本庭園学会賞推薦応募書」と選考に必要な資料を添えること。

■応募用紙 こちらから応募用紙をダウンロードしてください。 PDF/ Microsoft Word

■応募書等の送付先: 
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1- 1- 1   
   東京農業大学地域環境科学部造園科学科ガーデンデザイン研究室気付  日本庭園学会総務担当

■応募の締め切り:令和5年2月28 日(火)必着

■応募に関する問い合わせ先:学術委員長 佐々木邦博
   Tel & Fax:0265-73-2991,  E-mail:sasakikunihiro1954@yahoo.co.jp


【ご案内】令和5年度(2023) 日本庭園学会全国大会のご案内 
大会テーマ 「江戸の大名庭園~再生と未来~」 

1.全国大会概要
日程:令和5年(2023)6月3・4日(土・日)
会場:東京都内で調整中(会場が確定次第、学会HPと次号の学会ニュースに掲載する予定です)
6月3日(土):現地検討会、シンポジウム、情報交換会
6月4日(日):研究発表会、理事会、総会、日本庭園学会授賞式・学会賞受賞者講演

2.大会趣旨
テーマ:「江戸の大名庭園~再生と未来~」
 かつて、江戸の街には1,000か所以上の大名庭園があったといわれているが、明治維新により多くの大名庭園は放棄され破壊されてしまった。わずかに残った庭園は、公共の庭園やホテルなどの民間施設の一部として残されるのみであった。しかし、それらの庭園も関東大震災、太平洋戦争によって構造物は焼失し、残されていた江戸の大名庭園の面影を失ってしまった。  浜離宮恩賜庭園等の都立庭園は、平成16年(2004)より遺構調査や史資料調査を行ないながら江戸の大名庭園を復元し次の世代に引き継いでいくことを目的とした事業が進められている。失われた江戸の大名庭園を復元していくことは、江戸の文化を今に再現することであり、それは次世代に継承すべき文化遺産であるということでもある。  江戸の大名庭園の復元はどのような形でどのように進められているのか、そして、復元された江戸の大名庭園を、価値ある施設として現在の人々に活用してもらうためにどのような取り組みが考えられるのか、経緯も含めて議論していきたい。  そして、昨年度、築地市場跡に所在する江戸時代に名園と謳われた浴恩園の一部で予備調査が行われた。江戸大名庭園の実態を解明する上でも貴重な事例になると思われる。

3.研究発表の募集について
◆申込み方法
令和5年度(2023)全国大会におきまして、研究発表を募集します。会員のみなさまにおかれましては、ふるってご応募ください。
発表申込み期限:令和5年(2023)2月28日(火)
発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要(200字程度)を添付のうえ下記の「発表申込先」までお送りください。Eメールでお申し込みください。
発表申込先:t3awano@nodai.ac.jp 粟野隆(東京農業大学地域環境科学部造園科学科)
※迷惑フォルダにメールが格納され、メール受信の確認が遅くなる場合がありますので、申し込み後、1週間を経ても申し込み確認の連絡がない場合は、下記問い合わせ先まで、電話もしくはファックスでお問い合わせください。

◆執筆要領
 全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布します。原稿はそのまま要旨集の版下とします。学会のHPの「会則等」ページからWordの書式見本をダウンロードして作成をお願いします。分量は、A4判で2ページもしくは4ページ、6ページ、8ページとします(奇数ページでの原稿は、受け付けませんのでご注意ください)。 なお、学会HPからダウンロードできない方は粟野隆までメールにてお問い合わせください。 発表要旨提出期限:令和5年(2023)4月21日(金)(本文版下原稿のメール提出期限) 問い合わせ先
粟野隆(全国大会運営委員、東京農業大学地域環境科学部造園科学科)
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
電話   03-5477-2428
FAX   03-5477-2625
Eメール t3awano@nodai.ac.jp



【ご案内】NAJGA訪日庭園研修ツアーのメンバー14名が11月に来日し研修・交流 

 日本庭園学会と連携協定(2021)を結んでいる、北米日本庭園協会(NAJGA)の訪日庭園研修ツアーが、国際交流基金の支援を受け実施されます。2022年11月7日(月)-14日(月)の日程で、前半は東京、後半は京都の庭園を視察予定です。 連携協定を結んでいる日本庭園学会(渉外委員会)・日本庭園協会(国際委員会)がその実施に協力支援しています。 また、国土交通省の方々、東京都公園協会、京都市都市緑化協会、日本造園建設業協会国際委員会、日本造園組合連合会、東京農業大学国際日本庭園研究センターほか多くの皆様方のご理解とご協力をいただきながらNAJGAのスタディツアーです。
 NAJGAスタディツアーメンバーは総勢14名。日本の庭園関係者との交流もこのツアーの目的の一つです。 コロナ渦で様々な制限がありますが、東京(11月8日)と京都(11月11日)において、交流会も予定されていますのでご関心ある方は下記日本庭園学会渉外委員会にご照会ください。
 なお、NAJGAのホームページには日本語サイトもありますので、活動内容はこちらを参考にしてください。
https://najga.org/japanese/

この件に関する紹介連絡先:日本庭園学会事務局  teienzoom@gmail.com



令和4年度日本庭園学会関西大会 研究発表の受付


 令和4年度の関西大会は、11月5日(土)と6日(日)の2日間にわたって京都府京都市内で実施します。
 研究発表会と公開シンポジウムは5日(土)として、会場は「ひとまち交流館 京都」(京都府京都市下京区梅湊町83-1)です。
 現地検討会は6日(日)として、会場は京都御苑二条城を予定しています。
 詳細は、追って学会ニュース等でお知らせするものとして、先んじて研究発表の申し込みを受け付けます。
 皆様からのお申し込みをお待ちしております。

◆研究発表の申込み
発表は現地発表またはリモート発表のいずれ かを選択いただきます。リモート発表は Zoom にて行いますので、Web カメラ および Web マイクを搭載したパソコンか、外付けのWebカメラおよび Web マイクをご用意ください。 発表者氏名、所属、 題名、連絡先を明記し、 発表概要(200 字程度)を添付のうえ、お申込み ください。E メールでの申込みを原則としますが、 郵送(ハガキ等)もしくはFAXでも受け付けます。申込み期限:令和 4 年10月 7日(金)必着。

◆発表要旨の執筆要領
 全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、 現地参加者およびリモート参加者に配付します。 提出いただいた発表要旨を、そのまま要旨集の 版下とします。そのため、ワープロを使用して の作成をお願いいたします。分量は、A4 判で 2ページもしくは4ページ、6ページ、8 ページ とします(奇数ページでの原稿は受け付けませ んので、ご注意ください)。E メールでの提出を原則としますが、郵送でも受け付けます。 1ページあたりの文字数及びページレイアウト は、横書き2段組み、1段あたり25 内字、40 行 となります。書式は、学会ホームページよりダウンロードできます。 提出期限:令和 4 年 10月 21 日(金)必着。

◆申込先
〒606−8271
京都市左京区北白川瓜生山2−116
京都芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター
日本庭園学会関西支部事務局

Eメール:naka@kua.kyoto-art.ac.jp
ファクシミリ:075−791−9342


日本庭園学会創立30周年記念U 30 懸賞論文授賞式 記念シンポジウム 


〈日本庭園学会創立30周年記念シンポジウムのご案内 参加費無料・事前登録制〉
 

 1.日時:令和4年9月3日(土) 14:00~17:00 (13:40開場)
 2.会場:東京農業大学グリーンアカデミー 1階 103教室
 3.対象・人数:日本庭園学会員、庭園関係団体、庭園関係者・学生等。 会場参加者は30人程度を予定  
       ※ 会場参加者は新型コロナ対策を踏まえた収容人数の上限
       会場からZoom配信するオンラインの参加者(定員300名)も募集します。
 4.趣旨:日本庭園学会では創立30周年を記念し「日本庭園への思い~日本庭園・日本庭園学会への夢と期待」を 
   テーマとしてU30懸賞論文を募集しました。その結果、数多くの応募論文の中から3名の授賞者が決定していま 
   す。このシンポジウムは、受賞者らによる受賞論文をテーマとした話題提供を受け、これからの「日本庭園と
   日本庭園学」についてみなさんと考える会として企画しました。当日は、授賞論文の選考における審査講評を
   含め、様々な話題が提供される予定です。数多くのみなさんの参加を期待しております。
   審査の対象は、論文など学術に関すること、庭園技術や技能に関すること、庭園に関する著作等です。著作等
   には、映像や写真も含みます。
 ■会場参加申込(会場参加/オンライン参加):
  ※先着順/申込締切日:令和4年8月28日  参加申込みはこちら
 5.主催:日本庭園学会
   共催:東京農業大学グリーンアカデミー
   連絡先:鈴木誠 makoto@nodai.ac.jp  
 6.内容:受付開始13:40より
   〇開会 14:00
    ①日本庭園学会長 あいさつ  14:00-14:10
    ②審査経緯と講評 審査委員会 14:10-14:25
    ③U30懸賞論文 授賞式 14:25-14:30
     優秀賞:板村 東磨(東京農業大学大学院地域環境科学研究科造園学専攻博士前期課程)
     特別賞:矢倉 大夢(筑波大学大学院 システム情報工学研究群)
     特別賞:半田 沙奈絵(植彌加藤造園株式会社)
    ④U30懸賞論文 記念シンポジウム 14:30-17:00
     受賞者からの話題提供(各20分ずつ話題提供) 14:30-15:30
     コメント(審査員ほか)           15:30-16:00
     会場(現地・オンライン)ディスカッション  16:00-17:00
    ⑤閉会 17:00
 8.その他: 記念シンポジウム終了後に会場で情報交換会(17:00-19:00)を予定しています。会場規模から、新
   型コロナウィルス対応のため、参加者数20名限定での実施です。ご希望の方は事前登録をお願いいたします。
   (会費3000円は当日現金で徴収。受賞者招待。)
   情報交換会申込フォーム(定員に達し次第募集終了)
 ■日本会場情報交換会参加申込(上記参加サイト内にあり):
  ※先着順/申込締切日:令和4年8月28日
   参加申込みはこちら






【再掲】日本庭園学会創立30周年記念 U30懸賞論文募集要項
 「日本庭園への思い~日本庭園・日本庭園学会への夢と期待」


趣 旨

 日本庭園学会創立 30 周年記念に際しまして、 U30懸賞論文を募集します。その目的は、日本庭園学会創立 30 周年記念公開オンライン・リレートーク「庭と園に学ぶ〜日本庭園・学のこれまでとこれから」にて披露される、斯界のリーダーたちの思いとそれとを重ねて考察し、 日本庭園学の未来を展望することにあります。募集締切は応募が少ないため、期間延長して2022年4月30日(土)まで受け付けます。


応募要項
1.論文テーマ

「日本庭園への思い~日本庭園・日本庭園学会への夢と期待」

2.応募資格


日本庭園学会創立年1992年以降生誕の30歳以下の個人。グループ等の共同執筆はできません。
※応募資格はU30(30歳以下)に限定するため、応募の際には生年月日(所属名称等)を記載してください。なお、授賞者には生年月日の確認をさせていただきます。


3.応募規定

・論文は本人によるもので、日本語で書いたものに限ります。
・応募は一人一編までとします。
・文字数は6,000字以上~8,000字以内に納めてください。
・Microsoft Wordで作成し、様式はA4版横書き、40文字40行(1600字/ページ)、文字の フォントは10.5ptとしてください。
・図表のある場合、図表を含めて5枚(8000字相当)以内とします。なお図表はページに占める割合で文字数に換算されます。
・応募原稿の表紙・参考文献は各々1頁以内とします。
・表紙および参考文献の文字数は字数制限に含まれません。表紙に所属名を入れてください。
・論文本文の文字数が制限を超過または不足した場合は、減点対象となります。


4.募集期間・発表時期
募集説明:2021年11月6日(土)日本庭園学会関西大会(オンライン)
募集締切:募集締切は応募が少ないため、期間延長して2022年4月30日(土)までとします。
結果発表:2022年5月(入賞者のみ)  ※受賞者以外は別途通知致します。


5.応募方法
・応募原稿の表紙ページに、論文タイトル、氏名、所属(学校名・企業名等)、連絡先住所、連絡先電子メールアドレス・電話番号、この企画をどのように知ったかを記入してください。
・応募論文(表紙並びに論文原稿一式)のファイルを、電子メールに添付し、下記アドレスの日本庭園学会事務局 懸賞論文係宛で、電子メールを用いて送付してください。
・原稿の受理確認のため、原稿が届き次第、記載された連絡先に電子メールにて受理連絡致します。
・応募後、1週間を過ぎても受理連絡がない場合には、学会事務局宛にお問い合せ願います。


【応募・お問合せ先】 日本庭園学会事務局 懸賞論文係
E-mail:teiengakkai@gmail.com 電話:03-5477-2428(粟野隆理事)


6.その他の留意事項および著作権等

・学校サークル、ゼミ、研究会、同好会、仕事仲間、趣味仲間、友人とのディスカッション成果も歓迎しますが、論文は個人による応募に限り、一人一編の原則は変わりません。
・原稿は返却いたしません。
・著作権は作者に属しますが、将来、学会関係の出版物(学会誌・学会ニュース・書籍など)、ホームページに掲載することもありますのでご了承ください。
・参考文献は一覧にし、著書名・題名・出版社名(刊行学会誌名)・刊行年(発表年)・参考ページを必ず明記してください。なお、これらは文字数に含めません。
・図表等を引用した場合には出所を必ず明記してください。
・審査に関する問い合わせには一切応じられません。
・入賞者の年齢並びに所属(学校名・企業名など)は公表いたします。匿名公表はしません。
・応募にあたり記入頂いた個人情報は、審査結果通知に付随する事項を行うためにのみ使用いたします。


7.賞
最優秀賞 1点 賞状・副賞 (賞金10万円及び学会入会10年間会費無償)
優秀賞 2 点程度 賞状・副賞(賞金5万円及び学会入会5年間会費無償)
特別賞 複数点 賞状・副賞(賞金3万円及び学会入会3年間会費無償)

※最優秀賞および優秀賞受賞者は、2022年6月18日(土)・19日(日)福井市にて開催する、日本庭園学会30周年記念全国大会にて表彰を予定しています。
※奨学金当として賞金を支給し、日本庭園学会員(正会員相当)として入会を認め、受賞年度を含めてそれぞれ10年、5年、3年の期間、学会費を無償といたします。



グローバル時代の「日本庭園」を考えるシンポジウム

 日本庭園学会が後援するシンポジウムをご紹介します


「日本庭園学の国際的な価値を再確認し、令和時代の日本庭園を考える」をテーマとしたシンポジウムを開催いたします。海外日本庭園再生プロジェクトの一環として、5年間の成果を振り返りつつ、日本庭園の可能性や情報発信、海外の動向、庭園技術の展開などを考えます。       


[日時]       
令和4年3月12日(土)14時~17時30分       


[会場]       
京都大学 国際科学イノベーション棟5F シンポジウムホール(京都市左京区吉田本町 吉田キャンパス)       


[アクセス]
 
■電車
京阪電車「出町柳駅」下車、徒歩約20分

■バス
JR・近鉄「京都駅」より       
206号系統「東山通 北大路バスターミナルゆき」に乗車、「京大正門前」下車すぐ
      
阪急電車「河原町駅」より       
201系統「祇園 百万遍ゆき」に乗車、「京大正門前」下車すぐ
      
京都市営地下鉄 烏丸線「今出川駅」より       
201系統「百万遍・祇園ゆき」に乗車、「京大正門前」下車すぐ
      


[プログラム]       
基調講演       
・日本庭園の伝統と技法
  尼﨑 博正氏(京都芸術大学 教授)
      
・日本庭園の特質から国土の景観多様性を考える
  進士 五十八氏(福井県立大学 学長 東京農業大学名誉教授・元学長)
      
リレートーク       
テーマ:海外日本庭園再生プロジェクトの成果と展望       
・「海外日本庭園再生プロジェクト」
  国土交通省緑地環境室 国際緑地環境対策官 辻野 恒一氏
      
・「米国における日本庭園修復(グレンデール、クランブルック、ナッシュビル)」
  (一社)日本造園組合連合会 寺下 弘氏・今田 康正氏

・「欧州における日本庭園修復(ブカレスト、ウェールズ、ウィーン等)」
  (一社)日本造園建設業協会 国際委員長 山田 拓広氏 (オンライン)
      
・「ポートランド日本庭園及びNAJGAの活動」
  ポートランド日本庭園 上席執行役員 内山 貞文氏 (オンライン)
      
・「欧州日本庭園ネットワークの動向」
  欧州日本庭園・極東庭園芸術ネットワーク設立推進会 水眞 洋子氏 (オンライン)
      
・「海外日本庭園再生プロジェクトの成果と今後の課題」
  東京農業大学 名誉教授 鈴木 誠氏
      
総括講演       
令和時代の日本庭園の可能性       
・涌井史郎氏 東京都市大学 特別教授       


[参加費]       
入場及び視聴 いずれも無料       


[参加方法]       
会場にてリアル参加(全席指定)及びオンライン参加       


[参加申込]       
申込方法:事前申込制。参加申込みはこちら             
*申込時にご記入いただいた個人情報は、(公財)都市緑化機構からの各種連絡の目的にのみ使用します
      
締  切:2月28日(月) 但し先着順にて、定員に達し次第締切り      
*今後のコロナ感染状況によっては、開催形式が変更になる場合がございます            
*当落通知は3月1週目を予定しております            
*当選された方は、当日「入場券」を必ずご持参ください       


[その他]       
新型コロナウイルス感染症予防対策として、以下ご協力お願いします       
・入場前に検温、手指のアルコール消毒、マスク着用にご協力ください。       
・受付での混雑回避のため指定時間にご来場いただくなど、入場規制を実施させていただく場合がございます。       
・発熱、咳、咽頭痛等の症状がある場合や濃厚接触者であることが判明した場合、ご来場の自粛をお願いいたします       
・京都府新型コロナウイルス緊急連絡サービス「こことろ」もしくは、厚生労働省新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」インストールへのご協力をお願いいたします。
      
今後の状況によっては、内容の変更や中止とさせていただく場合がございます。       


[主催]       
公益財団法人 都市緑化機構       


[共催]       
国土交通省       


[後援]       
京都府、京都市、(一社)日本造園建設業協会、(一社)日本造園組合連合会、
(一社)日本庭園協会、(一財)日本造園修景協会、(公社)日本造園学会、日本庭園学会、
文化財庭園保存技術者協議会、(公財)京都市都市緑化協会、
(公財)国際花と緑の博覧会記念協会、(一社)2027年国際園芸博覧会協会 (予定)


詳細はチラシをご参照ください

チラシのダウンロード


[お問合せ先]
 公益財団法人 都市緑化機構           
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-2-4 田村ビル2階           
電話:03-5216-7191 FAX:03-5216-7195 *月~金 9:30~17:00(土日祝除く)


第16回日本庭園学会賞の募集のお知らせ

 日本庭園学会では、日本庭園や日本庭園に関わる研究に関する業績を顕彰するために、日本庭園学会賞を設けており、今年度は第16 回の募集をおこないます。  
 審査の対象は、論文など学術に関すること、庭園技術や技能に関すること、庭園に関する著作等です。著作等には、映像や写真も含みます。
 応募締め切りは、令和4 年2 月28 日(月)必着です。なお、応募書類は返却しません。
 この賞は会員ばかりでなく、会員の推薦する者も学会賞の対象者になりますので、庭園学の発展のために、自薦、他薦を含めまして、ぜひご応募のほどをお願いいたします。
 令和3年12月

学術委員会委員長 藤井 英二郎

日本庭園学会賞 募集要項


1.(目 的)日本庭園およびそれにかかわる研究に関する業績を顕彰するため。
2.(対象者)日本庭園学会員または学会員の推薦する者。
3.(対 象)
学 術:庭園に関する論文で、庭園学の発展に貢献した者。
技 術:庭園に関する計画・設計・施工、維持管理・運営、遺跡調査、
            復元整備、修理等庭園技術および技能の発展に貢献した者。
著作等:庭園に関する著作、映像、写真等の業績が極めて優れていると認められた者。
           また、各種活動により庭園学の発展に寄与した者。
           なお、他に奨励賞を設けることができる。
4.(表 彰)総会で学会長が授与し、その内容を日本庭園学会誌に公表する。
5.(応 募)授賞対象者は学会員または学会員の推薦する者とする。
推薦又は応募者は別紙に定めた「日本庭園学会賞推薦応募書」と選考に必要な資料を添えること。

■応募用紙 こちらから応募用紙をダウンロードしてください。 PDF/ Microsoft Word

■応募書等の送付先: 
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1- 1- 1   
   東京農業大学地域環境科学部造園科学科 庭園技法材料学研究室内気付 日本庭園学会総務担当

■応募の締め切り:令和4年2月28 日(月)必着

■応募に関する問い合わせ先:信州大学農学部 佐々木邦博
   Tel & Fax:0265-77-1500(直通),  E-mail:ksasaki@shinshu-u.ac.jp


日本庭園学会創立30周年記念 公開オンライン・セミナー案内

 「三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。」有名な論語の一節ですが、学会創設から30年。日本庭園学は確立されたのか、次の10年までに不惑の日本庭園学の展開はあるのか。そして、創立50周年にはグローバルに日本の庭園学の存在意義が認められるのか。
 30年という節目の年に、日本庭園学会のリーダーたちによる、オンライン・セミナー(リレートーク)「庭と園に学ぶ~日本庭園・学のこれまでとこれから」を開催することとしました。この企画は、学会主催ですが会員のみならず広く一般の方にも、日本の庭園学について、様々な実践智(現場の肉声)と思考智(研究の成果)をわかりやすく話題提供していただき、日本庭園学のこれまでとこれからを展望していく内容です。Zoom利用による事前登録制にて、毎回どなたでも、世界中のどこからでも、視聴・参加可能ですので、多くの方々の参加をお待ちしております。

「庭と園に学ぶ~日本庭園・学のこれまでとこれから」開催概要
 2021年11月6日(土)開催の日本庭園学会関西大会を起点として、第1回目のオンライン公開セミナーを、キックオフイベントとして実施します。初回は、このシリーズの問題意識、日本庭園学のこれまでとこれから、今後の予定アナウンス、そして日本庭園学会創立30周年記念「U30懸賞論文」募集説明等を含め2時間ほどのシンポジウムとします。
 以後、毎週1回の予定で日本庭園学会理事・監事を中心に、30名による30回のオンライン・セミナー(リレートーク)として実施します。
■公開オンライン・セミナー準備回(キックオフイベントとして関西大会開にて開催)
11月6日(土) 関西大会公開シンポジウム「日本庭園学会の30年 関西からの提言」 
※内容詳細は関西大会の案内をご覧ください。
■30回連続公開セミナー 
 1回目から毎月曜日夜(事前申込制公開Zoomセミナー)
11月第2週月曜日から毎週月曜日18:00~19:30 1時間前後で話題提供し30分程討議とします。参加費無料、定員300名、非会員も参加できます。30回はすべて同じZOOMリンクで入室できるので、初回に登録し、ZOOMリンクを入手すれば次回の登録は不要です。 ご参加希望の方は日本庭園学会「庭と園に学ぶ~日本庭園・学のこれまでとこれから」2021~2022連続公開セミナー 参加申し込みフォームよりお申込みお願いします。

セミナースケジュール
1月3日・10日、3月21日は休日となり、実施しません。
4月5日は火曜日、6月19日は日曜日の実施となりますので、ご注意ください。



No. 月日 時間帯 講師 話題
0 11月6日(土) 関西大会PM 公開シンポ 日本庭園学会の30年 関西からの提言
1 11月8日(月) 18:00~19:30 大澤伸啓 関東の浄土庭園をもつ寺院
2 11月15日(月) 18:00~19:30 仲 隆裕 庭園の発掘調査と保存修復
3 11月22日(月) 18:00~19:30 小野健吉 庭園と観光
4 11月29日(月) 18:00~19:30 足立佳代 古墳と庭園
5 12月6日(月) 18:00~19:30 粟野 隆 東京の近代庭園の魅力を探る
6 12月13日(月) 18:00~19:30 今江秀史 作庭家の意味と妥当性
7 12月20日(月) 18:00~19:30 E・マレス 「昭和の作庭記」森蘊の作庭活動
8 12月27日(月) 18:00~19:30 岡田憲久 日本の庭 いまをつくる
9 1月17日(月) 18:00~19:30 加藤元信 ジョサイア・コンドルの日本文化研究
10 1月24日(月) 18:00~19:30 佐々木邦博 城下町の庭園群と水路網、保全の可能性
11 1月31日(月) 18:00~19:30 菊池正芳 大名庭園の再生
12 2月7日(月) 18:00~19:30 加藤友規 『作庭記』と『築山庭造傳』にみる日本庭園の心と技
13 2月14日(月) 18:00~19:30 関西剛康 中世京都における公武禅による日本庭園の展開
14 2月21日(月) 18:00~19:30 杉本 宏 平等院庭園を考える
15 2月28日(月) 18:00~19:30 鈴木久男 京都大原魚山大原寺里坊庭園について
16 3月7日(月) 18:00~19:30 鈴木 誠 1000を超えた世界の公共日本庭園
17 3月14日(月) 18:00~19:30 高瀬要一 庭園修理における発掘調査の必要性と課題
18 3月28日(月) 18:00~19:30 多々良美春 山口県版ガーデンツーリズムの可能性
19 4月5日(火) 18:00~19:30 玉井哲雄 日本建築と庭園
20 4月11日(月) 18:00~19:30 中島 宏 小石川後楽園における植栽の計画と管理
21 4月18日(月) 18:00~19:30 中根史郎 海外で日本庭園を造る
22 4月25日(月) 18:00~19:30 野村勘治 庭のコンセプトとデザイン
23 5月2日(月) 18:00~19:30 藤井英二郎 日本庭園の特徴と認知特性
24 5月9日(月) 18:00~19:30 藤田若菜 戦国大名・戦国武将が庭園を必要とした理由
25 5月16日(月) 18:00~19:30 前田義明 平安京の庭園遺構
26 5月23日(月) 18:00~19:30 宮内泰之 庭園植栽と地域の自然
27 5月30日(月) 18:00~19:30 矢ヶ崎善太郎 建築と庭と際
28 6月6日(月) 18:00~19:30 張 平星 日本の地質を凝縮した庭園の石材利用
29 6月13日(月) 18:00~19:30 多々良 茂 大名屋敷における庭園と弓場・馬場の併存
30 6月19日(日) 全国大会 公開シンポ 日本庭園・学のこれまでとこれから


日本庭園学会創立30周年記念 U30懸賞論文募集要項
 「日本庭園への思い~日本庭園・日本庭園学会への夢と期待」


趣 旨

 日本庭園学会創立 30 周年記念に際しまして、 U30懸賞論文を募集します。その目的は、日本庭園学会創立 30 周年記念公開オンライン・リレートーク「庭と園に学ぶ〜日本庭園・学のこれまでとこれから」にて披露される、斯界のリーダーたちの思いとそれとを重ねて考察し、 日本庭園学の未来を展望することにあります。


応募要項
1.論文テーマ

「日本庭園への思い~日本庭園・日本庭園学会への夢と期待」

2.応募資格


日本庭園学会創立年1992年以降生誕の30歳以下の個人。グループ等の共同執筆はできません。
※応募資格はU30(30歳以下)に限定するため、応募の際には生年月日(所属名称等)を記載してください。なお、授賞者には生年月日の確認をさせていただきます。


3.応募規定

・論文は本人によるもので、日本語で書いたものに限ります。
・応募は一人一編までとします。
・文字数は6,000字以上~8,000字以内に納めてください。
・Microsoft Wordで作成し、様式はA4版横書き、40文字40行(1600字/ページ)、文字の フォントは10.5ptとしてください。
・図表のある場合、図表を含めて5枚(8000字相当)以内とします。なお図表はページに占める割合で文字数に換算されます。
・応募原稿の表紙・参考文献は各々1頁以内とします。
・表紙および参考文献の文字数は字数制限に含まれません。表紙に所属名を入れてください。
・論文本文の文字数が制限を超過または不足した場合は、減点対象となります。


4.募集期間・発表時期
募集説明:2021年11月6日(土)日本庭園学会関西大会(オンライン)
募集期間:2022年 3月 1日(火)~2022年3月31日(木)
結果発表:2022年5月(入賞者のみ)  ※受賞者以外は別途通知致します。


5.応募方法
・応募原稿の表紙ページに、論文タイトル、氏名、所属(学校名・企業名等)、連絡先住所、連絡先電子メールアドレス・電話番号、この企画をどのように知ったかを記入してください。
・応募論文(表紙並びに論文原稿一式)のファイルを、電子メールに添付し、下記アドレスの日本庭園学会事務局 懸賞論文係宛で、電子メールを用いて送付してください。
・原稿の受理確認のため、原稿が届き次第、記載された連絡先に電子メールにて受理連絡致します。
・応募後、1週間を過ぎても受理連絡がない場合には、学会事務局宛にお問い合せ願います。


【応募・お問合せ先】 日本庭園学会事務局 懸賞論文係
E-mail:teiengakkai@gmail.com 電話:03-5477-2428(粟野隆理事)


6.その他の留意事項および著作権等

・学校サークル、ゼミ、研究会、同好会、仕事仲間、趣味仲間、友人とのディスカッション成果も歓迎しますが、論文は個人による応募に限り、一人一編の原則は変わりません。
・原稿は返却いたしません。
・著作権は作者に属しますが、将来、学会関係の出版物(学会誌・学会ニュース・書籍など)、ホームページに掲載することもありますのでご了承ください。
・参考文献は一覧にし、著書名・題名・出版社名(刊行学会誌名)・刊行年(発表年)・参考ページを必ず明記してください。なお、これらは文字数に含めません。
・図表等を引用した場合には出所を必ず明記してください。
・審査に関する問い合わせには一切応じられません。
・入賞者の年齢並びに所属(学校名・企業名など)は公表いたします。匿名公表はしません。
・応募にあたり記入頂いた個人情報は、審査結果通知に付随する事項を行うためにのみ使用いたします。


7.賞
最優秀賞 1点 賞状・副賞 (賞金10万円及び学会入会10年間会費無償)
優秀賞 2 点程度 賞状・副賞(賞金5万円及び学会入会5年間会費無償)
特別賞 複数点 賞状・副賞(賞金3万円及び学会入会3年間会費無償)

※最優秀賞および優秀賞受賞者は、2022年6月18日(土)・19日(日)福井市にて開催する、日本庭園学会30周年記念全国大会にて表彰を予定しています。
※奨学金当として賞金を支給し、日本庭園学会員(正会員相当)として入会を認め、受賞年度を含めてそれぞれ10年、5年、3年の期間、学会費を無償といたします。



令和3年度 日本庭園学会関西大会の開催について

 新型コロナウィルスの流行により、現在も多くの都道府県が緊急事態宣言下にあることから、本年度の関西大会は11 月にオンラインで開催いたします。 現地検討会は見送りますが、研究発表会を開催するほか、日本庭園学会は来年度、設立30周年を迎えるという大きな節目に当たることから、そのプレイベントとして公開シンポジウムを行うことといたします。会員外のみなさまもお誘いの上、ふるってご参加のほどお願い申し上げます。
  なお、関西大会への参加をご希望の方は、事前に参加申し込みの上、ZOOMを利用できるパソコン等の環境をお整えくださいますようお願いいたします。

◆日 時 2021 年 11 月6日(土) 10:00 〜 17:30 (予定)

◆概 要 公開シンポジウム・研究発表会・オンライン懇親会

◆プログラム プログラムの詳細は、日本庭園学会ニュースNO.106をご確認ください。

◆大会参加費 公開シンポジウム・オンライン懇親会は無料です。研究発表会については、非会員のみ500 円 。

◆参加申込期限 2021 年 10 月 28 日(木)

 ①氏名、②会員種別(正会員・学生会員・非会員)、③参加するプログラム(公開シンポジウム・研究発表会・オンライン懇親会)、④連絡受信用電子メールアドレス、⑤当日に連絡がつく電話番号を明記して下記の「各種申込み・問合せ先」まで電子メールで申し込んでください。当日のZoomのIDとパスワードは11月4日(木)ごろメールでお送りいたします。

◆大会参加費振込先(郵便振替)
加入者名:日本庭園学会 口座番号:00140-3-659842
非会員研究発表会参加費振込期限:10 月 28 日(木)

◆研究発表への申込み
 

 研究発表会での発表希望者は、次の要領に従って申し込んでください。発表時間は、一人あたり20 分とし、発表 15 分、質疑応答 5 分を 予定しています ( 但し、発表者数によって変更 する場合があります)。 発表は、オンラインとなります。研究発表は Web 会議サービス「ZOOM」にて行いますので、Web カメラ及び Web マイクを搭載したパソコン、あるいは外付けの Web カメラおよび Web マイク をご用意ください。

 発表者氏名・所属・題名・連絡先 ( 住所、電話番号、メールアドレス ) ・会員種別を明記し、発表概要 (200 字程度 ) を添付のうえ上記記載の「各種申込み・問合せ先」へEメールで送付してください。 発表申し込み期限 : 2021年10月 18日 (月) 12:00必着。

◆発表要旨 執筆要領

 全発表者分を研究発表要旨集として PDFファイルとし、それぞれ大会参加者に配布します。原稿はそのまま要旨集の版下とするため、ワープロソフトを使用して作成願います。文量は、A 4 判で6 ページ程度とします。WORD もしくは PDF ファイルを上記の「各種申込み・ 問合せ先」まで送信してください。1 ページあたりの文字数及びページレイアウトは、学会誌 の論文の書式に準じてください ( 横書き 2 段組、 1段あたり25字40行)。 なお、書式は日本庭園学会ホームページからダウンロードが可能です。申込みと資料提出の締切日は厳守してください。

◆各種申込み・問合せ先

 全国大会参加申込み、研究発表の申込み先・要旨集版下原稿の送付先は下記までお願いします。質問等も電子メールにてお願い致します。電話・郵送での申込み・問合せには応じられませんのでご了解ください。
宛先 : 関西支部長 仲隆裕
メールアドレス naka@kua.kyoto-art.ac.jp

令和3年度日本庭園学会全国大会 公開オンライン座談会 開催

 令和3 年度の全国大会において、「コロナ禍の日本庭園:未来への展望~保存整備・維持管理・活用運営の課題」と題して公開オンライン座談会(ZOOM 利用)を実施します。
 会員でない方のご参加も歓迎です。事前申込が必要(2021年6月19日(土)必着)となります。
 詳しくはチラシ「令和3年度日本庭園学会全国大会 公開オンライン座談会(PDF)」をご覧ください。
symposium.banner

また、令和3年度日本庭園学会全国大会の詳細は、「日本庭園学会ニュース No.105」「日本庭園学会ニュース No.105」に掲載しています。こちらも併せてご確認ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

第15回日本庭園学会賞の募集のお知らせ

 この度、日本庭園学会では、日本庭園や日本庭園に関わる研究に関する業績を顕彰するために、日本庭園学会賞を設けました。今年度は第15回の募集をおこないます。
 審査の対象は、論文など学術に関すること、庭園技術や技能に関すること、庭園に関する著作等です。著作等には、映像や写真も含みます。
 応募締め切りは、令和3年2月28日(必着)です。なお、応募書類は返却しません。
 この賞は会員ばかりでなく、会員の推薦する者も学会賞の対象者になりますので、庭園学の発展のために、自薦、他薦を含めまして、ぜひご応募のほどをお願いいたします。

令和2年11月 学術委員会委員長 藤井 英二郎

日本庭園学会賞 募集要項


  1.(目的) 日本庭園およびそれにかかわる研究に関する業績を顕彰するため。
  2.(対象者)日本庭園学会員または学会員の推薦する者。
  3.(対象) 学術: 庭園に関する論文で、庭園学の発展に貢献した者。
         技 術: 庭園に関する計画・設計・施工、維持管理・運営、遺跡調査、復元整備、修理等庭園技術およ
              び技能の発展に貢献した者。
         著作等: 庭園に関する著作、映像、写真等の業績が極めて優れていると認められた者。また、各種活動
              により庭園学の発展に寄与した者。
     なお、他に奨励賞を設けることができる。
  4.(表彰)総会で学会長が授与し、その内容を日本庭園学会誌に公表する。
  5.(応募)授賞対象者は学会員または学会員の推薦する者とする。
     推薦者は別紙に定めた「日本庭園学会賞推薦応募書」と選考に必要な資料を添えること。

■応募用紙 PDF/ Microsoft Word ダンロードはこちらから

■応募書等の送付先: 
   〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1  
   東京農業大学地域環境科学部造園科学科ガーデンデザイン研究室気付  日本庭園学会総務担当

■応募の締め切り: 令和3年2月28日(必着)

■応募に関する問い合わせ先: 信州大学農学部 佐々木邦博
   Tel & Fax 0265-77-1500(直通),  E-mail ksasaki@shinshu-u.ac.jp


令和2年度全国大会研究発表会 要旨

 今回の研究発表は、以下の3件となります。

①鈴木誠(東京農業大学名誉教授)
動物文学会の創設者(1934)として知られる平岩米吉(ひらいわ よねきち、1898-1986)が、自ら構想した自由が丘の自邸「白日荘」(1929)の庭園設計は上原敬二であった。この白日荘の庭園について、竣工当初の姿の復元的考察とその後の庭園変容の特徴についてまとめた。なお、本報告は(公財)日本自然保護協会「目黒区自由が丘3丁目計画/既存家屋・家具・庭園・自然環境等調査業務報告書」(2020.3)の中の庭園調査結果に基づいたものである。

②森泰規(株式会社 博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 ビジネスプラニングディレクター)
広告会社でブランディング・組織開発に携わる筆者は、組織・企業のクリエイティブな勤労意識(「自分ならではの発想」を鍛える意識・「美しい自然や芸術の価値を理解しているか」等)と社会関係資本(Social Capital)とを対比させて企業の真価を把握する。筆者が2020年3月に実施した日本全国の勤労者3000名に対する意識調査結果より、これら意識・資本と日本庭園への関心とを対比させたところ統計的に有意な相関を示したので報告する。


日本庭園学会事務局から資料無料配布のご案内

 事務局で保管しております下記資料を日本庭園学会会員の皆様に配布する運びとなりました。
 ご希望の方は、①氏名②お届け先住所③電話番号④ご希望冊子名と部数⑤お届け希望時間帯を記したメールにて、事務局までご連絡下さい。宅急便着払いにてお送りいたします。冊子代金は不要です。
 ご注文の締切は2019年12月24日(火)までとさせていただきます。
 なお、準備の都合で発送が1月になる場合があります。ご了承ください。
 日本庭園学会事務局 メールアドレス teiengakkai@gmail.com

学会誌

在庫数 在庫数
1号 21冊 21号 37冊
3号 60冊 22号 42冊
4号 1冊 23号 9冊
5号 99冊 24号 26冊
6号 65冊 25号 36冊
7号 104冊 26号 30冊
8号 104冊 29号 10冊
9号 93冊 30号 11冊
10号 94冊 31号 17冊
20号 14冊

全国大会・シンポジウム・研究発表会

タイトル 在庫数
平成5年第1回公開シンポジウム「江戸の庭園」 45冊
平成6年第2回公開シンポジウム「平安貴族の生活と庭園」 60冊
平成7年第3回シンポジウム「都市における古代庭園のあり方」 56冊
平成9年公開講演会(足利) 35冊
平成9年関西「平安時代後期の館と庭園」 8冊
平成10年公開シンポジウム「作庭記と陰陽五行説」 34冊
平成10年研究大会発表要旨集 53冊
平成10年関西大会資料集 37冊
平成13年研究大会発表要旨集 21冊
平成14年研究大会発表要旨集 17冊
平成15年研究大会発表要旨集 19冊
平成21年全国大会(松戸)研究発表会資料集 14冊
平成21年公開研究会「戸定邸と千葉大学松戸キャンパスの庭園」 4冊
平成22年全国大会研究発表会要旨集 16冊
平成23年全国大会研究発表会要旨集 62冊
平成24年全国大会シンポジウム研究発表会資料集 85冊
平成25年全国大会シンポジウム研究発表会資料集 24冊
平成26年全国大会(新潟)シンポジウム研究発表会資料集 77冊
平成27年全国大会(東大)シンポジウム研究発表会資料集 66冊
平成28年全国大会(足利)シンポジウム研究発表会資料集 65冊
平成29年関西大会研究発表会資料集 15冊
平成30年全国大会(松代)シンポジウム研究発表会資料集 21冊
「平安京右京三条二坊十六町」京都市埋蔵文化財研究所 3冊

千葉大学大学院園芸学研究科の教員公募情報(ランドスケープ学コース 教授又は准教授の公募)のご案内

 この度,千葉大学大学院園芸学研究科では教授又は准教授を募集することになりましたので,下記によりぜひご応募くださいますようお願い申し上げます。  
 1.募集人員 教授又は准教授(常勤)1名
 2.専門分野 ランドスケープ学コース(植栽学)
 その他詳しくは下記のURLをご覧ください。

教員公募URL
http://www.h.chiba-u.jp/topics/news/post_60.html


第13回日本庭園学会賞の募集のお知らせ

 この度、日本庭園学会では、日本庭園や日本庭園に関わる研究に関する業績を顕彰するために、日本庭園学会賞を設けました。今年度は第8回の募集をおこないます。  
 審査の対象は、論文など学術に関すること、庭園技術や技能に関すること、庭園に関する著作等です。著作等には、映像や写真も含みます。
 応募締め切りは、平成31年2月28日(必着)です。なお、応募書類は返却しません。
 この賞は会員ばかりでなく、会員の推薦する者も学会賞の対象者になりますので、庭園学の発展のために、自薦、他薦を含めまして、ぜひご応募のほどをお願いいたします。

学術委員会委員長 藤井 英二郎

日本庭園学会賞 募集要項


  1.(目的) 日本庭園およびそれにかかわる研究に関する業績を顕彰するため。
  2.(対象者)日本庭園学会員または学会員の推薦する者。
  3.(対象) 学 術: 庭園に関する論文で、庭園学の発展に貢献した者。
         技 術: 庭園に関する計画・設計・施工、維持管理・運営、遺跡調査、復元整備、修理等庭園技術およ
              び技能の発展に貢献した者。
         著作等: 庭園に関する著作、映像、写真等の業績が極めて優れていると認められた者。また、各種活動
              により庭園学の発展に寄与した者。
     なお、他に奨励賞を設けることができる。
  4.(表彰)総会で学会長が授与し、その内容を日本庭園学会誌に公表する。
  5.(応募)授賞対象者は学会員または学会員の推薦する者とする。
     推薦者は別紙に定めた「日本庭園学会賞推薦応募書」と選考に必要な資料を添えること。

■応募用紙 PDF/ Microsoft Word ダンロードはこちらから

■応募書等の送付先: 
   〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1  
   東京農業大学地域環境科学部造園科学科ガーデンデザイン研究室気付  日本庭園学会総務担当

■応募の締め切り: 平成31年2月28日(必着)

■応募に関する問い合わせ先: 信州大学農学部 佐々木邦博
   Tel & Fax 0265-77-1500(直通),  E-mail ksasaki@shinshu-u.ac.jp


平成30年度全国大会 研究発表会での発表の申し込みについて

 2018年度の研究発表会で発表を希望する方は、下記の要領でお願いいたします。
発表時間は、ひとりあたり30分とし、発表25分、質疑応答5分を予定しています(変更する場合もあります)。
また、発表にはPCプロジェクターの使用が可能です。

◆発表申込み期限:2018年4月27日(金)

◆申込み方法
発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要(200字程度)を添付のうえ下記の「発表申込先」までお送りください。原則的にはEメールとしますが、郵送もしくはFAXでもかまいません。

◆発表要旨提出期限: 2018年5月9日(水)(本文版下原稿の送付期限)
(Eメールでの送付の場合は、当日17:00までとします。期限までに提出が無い場合は資料集に掲載されないため、締切遵守にご協力をお願いします)

◆執筆要領
全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布します。
原稿はそのまま要旨集の版下とします。そのため、ワードを使用しての作成をお願いします。分量は、A4判で2ページもしくは4ページ、6ページ、8ページとします(奇数ページでの原稿は、受け付けませんのでご注意ください)。
原稿の体裁は、ダウンロードしてください。
ワードファイル、PDFファイルの両方を作成し、提出してください。

♦原稿書式(PDF/ Microsoft Word )

◆発表の申込み先・発表要旨の提出先

〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1 東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
全国大会運営委員 粟野 隆
電話 03-5477-2422 FAX 03-5477-2625
メールアドレス t3awano@nodai.ac.jp teiengakkai@gmail.com(両方のアドレスに送信してください)


平成29年度日本庭園学会関西大会のお知らせ

 平成29年度の関西大会は、平成29年11月11日(土)、12日(日)の2日間にわたって京都市を会場として行われます。詳細は近日中にお知らせします。奮ってご参加下さい。


【開催年月日】 平成29年 1月11日(土) 現地検討会 14:00開始予定
        平成29年11月12日(日) 研究発表会 9:30開始予定
【会     場】 現地検討会 : 大原三千院(京都市左京区)
        研究発表会 : 京都アスニー・京都市生涯学習総合センター 第3研修室
【研究発表への申し込み】
      研究発表会での発表希望者は、下記の要領にしたがって申し込むこと。発表時間は、ひとりあたり25 分とし、
     発表20 分、質疑応答5 分を予定している(但し、発表者数によって変更する場合がある)。発表にはPCプロ
     ジェクターの使用が可能。
◆発表申込み方法
      発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要( 200 字程度)を添付のうえ下記の「発表申込先」ま      で送付すること。原則的にはE メールとするが、郵送もしくはFAX でもかまわない。電話での問い合わせには
     応じられないので注意のこと。
     提出期限 :平成 29 年 9 月 17日(日)必着
     E メールでの送付の場合は、同日23:59 までとする。
◆発表要旨 執筆要領
      全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布する。原稿はそのまま要旨集の版下とするため、
     ワープロを使用して作成することが望ましい。分量は、A4 判で2 ページもしくは4 ページ、6 ページとする
     (奇数ページでの原稿は、受け付けないので注意すること)。プリントアウトを下記の「発表申込先」まで送
     付すること。郵送を原則とする。1 ページあたりの文字数及びページレイアウトは、学会誌の論文の書式に準
     じ、横書き2段組、1 段あたり25 字40 行となっている。なお、書式は日本庭園学会ホームページからダウンロー
     ドが可能となっている。申し込みと資料提出の締め切り日は厳守のこと。
     提出期限:平成29年10 月15 日(日)必着
◆発表の申込み先・要旨集版下原稿の送付先
     〒606-8271
     京都市左京区北白川瓜生山2 – 116
     京都造形芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター気付
     日本庭園学会関西支部事務局
     (担当者:関西支部長 仲 隆裕)
     ファクシミリ:075 - 791 - 9127
     E-mail:naka@kuad.kyoto-art.ac.jp

 

第11回日本庭園学会賞の募集のお知らせ

 

 この度、日本庭園学会では、日本庭園や日本庭園に関わる研究に関する業績を顕彰するために、日本庭園学会賞を設けました。今年度は第11回の募集をおこないます。
審査の対象は、論文など学術に関すること、庭園技術や技能に関すること、庭園に関する著作等です。著作等には、映像や写真も含みます。
応募締め切りは、平成29年3月31日(必着)です。なお、応募書類は返却しません。
この賞は会員ばかりでなく、会員の推薦する者も学会賞の対象者になりますので、庭園学の発展のために、自薦、他薦を含めまして、ぜひご応募のほどをお願いいたします。

平成28年12月
学術委員会委員長
藤井 英二郎

♦募集要項はこちら 
♦学会賞推薦応募書書式(PDF/Microsoft Word)


平成29年度 日本庭園学会全国大会のお知らせ


平成29年度の全国大会は、平成29年6月17日(土)、18日(日)の2日間にわたって、東京都千代田区の日比谷公園周辺で開催予定です。詳細は後日、お知らせいたします。
また、学会ニュースNo.89は、全国大会の詳細が決まり次第発行します。

日本庭園学会関西研究会例会ワークショップご案内


両足院8月31日(水)日本庭園学会関西研究会例会:

ワークショップ
Garden walk with Fragments of the past"

開催時刻 午前9時~11時頃     

集合場所  両足院 講座室

催行人数  24人程度 

事前申込制 

当日スケジュール
 午前9 時      両足院別室集合
   9 時~10 時   ワークショップ内容と 両足院庭園のつくりと思想など概説(プロジェクタースクリーン設備)
   10時~10 時半 庭歩きと展覧見学を兼ねた室内からの庭見学コースに分かれての巡見
   10 時半~11時 庭歩きと展覧見学を兼ねた室内からの庭見学コース、入れ替わっての巡見

講師:
仲 隆裕  京都造形芸術大学教授(歴史遺産学科学科長,日本庭園歴史遺産研究センター所長,専門 日本庭園史,文化財庭園保存修復)
吹田直子  日本庭園学会理事
中根行宏  中根庭園研究所

申込み先:
英語のみ pjm@idc.minpaku.ac.jp (WAC participants)
     日本庭園学会会員:naka@kuad.kyoto-art.ac.jp
          (件名を「両足院ワークショップ参加希望」としてください)

注意事項 : お寺、庭園はエアコン環境ではありませんので、熱中症対策のため必ず、ボトル入り飲料の携帯、日よけ対策をお願いいたします。

足利の庭園見学会番外編申し込み

足利庭園文化研究会の協力により、足利の西部地区の住宅庭園を見学します。
自家用車に乗り合わせて巡回しますので、事前のお申込みをお願いいたします。

◆日  時:平成26年6月13日月曜日 午前9時~正午
◆見学場所:世取山家庭園ほか(3カ所程度) 
◆参加料:2,000円 (見学者の人数によって変更する場合があります。)
◆申し込み:6月6日(月)までに 足立佳代あてにお申込み下さい。
メールアドレス kayo7025@yahoo.co.jp
  件名を「足利の庭園見学会番外編申し込み」とし
住所、氏名、生年月日、連絡先(携帯電話番号等)をご記入の上、お申込みください。
◆その他:集合等は、参加者の方に直接お知らせいたします。

平成28年度 福井県職員(学芸員)募集案内

史跡整備、文化財保存科学、日本中世史、日本近世・近代史、歴史学の5分野において、募集が行われます。
下記、ご参照ください。

1.平成28年度福井県職員(学芸員)募集案内
2.選考採用試験申込書
3.研究・活動概要

福井県庁website

日本庭園学会・見学会のお知らせ

○場 所
文京区「千駄木ふれあいの杜」(文京区千駄木1-11)※別紙案内図を参照
最寄りの交通機関は、地下鉄千代田線「千駄木」駅もしくは「根津」駅 徒歩10分
地下鉄南北線「本駒込」駅、「東大前」駅 徒歩15分
○日 時
平成28年5月29日(日)午後13時30分~15時 ※雨天決行
(事前申込み不要・現地集合・現地解散)
○概 要
中世の江戸城主・太田道灌を祖とする太田家の千駄木屋敷内庭園跡。
平成13年度に太田家の所有のまま区に委託され、「都市林」として地元住民を 中心に組織された団体「千駄木の杜を考える会」が管理、公開されてきた。
同園は、東京の都心部とは思えない程に武蔵野の原風景(台地斜面、崖線を 利用した庭)を留めており、多様な動植物の宝庫となっている。
太田家から文京区に寄贈された資料(ふるさと歴史館蔵)には、千駄木屋敷 から見た江戸市中の風景と、庭園内の借景を描いた『八景十境』詩巻があり、 庭園規模は1000㎡と狭小ながら、絵画資料と実際の庭園との対比研究が可能な、貴重な資料である。園内には、水戸徳川家から太田家へと贈られた馬が没したことに由来する供養塔「馬頭観音」碑をはじめ、かつての庭園の名残の石造物 が随所に遺されている(これまで未公表)。
○目 的
平成28年4月1日付で同園は「都市公園」となり、所有者となった区みどり公園課は園内の補修工事等を計画している。しかしながら文化財的見地からの調査が行なわれず、今後も調査予定がないため、文化財として未指定のまま、 園内に残る石造物群の一部が除却されてしまう危惧がある。これまで、文京区民以外に、ほとんど知られていなかった当該庭園跡について、広く情報を共有し、その保存と活用について、会員各位の忌憚のないご意見を頂くものである。
※足利大会直前の、慌しい時期ではありますが、ぜひ、現地をご覧頂きたい。
○その他:
近隣には下記の施設があります。あわせてのご見学もお勧めです。
※案内図は、見学会当日、参加者にお渡しします。
・東京都指定名勝「旧安田楠雄邸庭園」(文京区千駄木5-20-18)℡03(3822)2699
※実業家・安田家から寄付を受けた日本ナショナルトラストの管理により、和風建築と庭園が一般公開されている(有料施設)。
・東京都指定旧跡「文京区森鴎外記念館」(文京区千駄木1-23-4)℡03(3824)5511
※戦災で焼失した鴎外・森林太郎の自邸「観潮楼」跡地に建てられた文学館。敷地内には、庭園の一部が保存されている(有料施設)。6月26日まで特別展開催中。
・文京区立公園「須藤公園」(文京区千駄木3-4)
※江戸時代の大聖寺藩邸跡で、明治年間以降に実業家の須藤家の宅地であった。同家 から区に寄贈された、崖線を利用した池泉庭園を都市公園としている。
・重要文化財「根津神社」(文京区根津1-28-9)
※六代将軍家宣の産土神で、区指定史跡の胞衣塚などもある。つつじの名所。
○問合せ先
(平成28年度庭園学会見学会担当)
文京ふるさと歴史館 加藤
℡03(3818)7221

 

2016年家具道具室内史学大会シンポジウム
「近代和風住宅のプロデューサーたち」のご案内

 

平成28年度 日本庭園学会全国大会(足利大会) 開催案内

平成28年度日本庭園学会全国大会(足利大会)を、下記のとおり開催いたします。会員のみなさまの大会への参加を、心よりお待ち申し上げます。

<日程・内容・会場>
日 程:平成28年6月11日(土)~平成27年6月12日(日)
内 容:6/11:研究発表会及び総会、日本庭園学会賞受賞者講演
      6/12:現地検討会及びシンポジウム・文化財庭園の調査・整備・維持・管理
会 場:研究発表会・総会及びシンポジウム:足利商工会議所(足利市通3丁目2757)
現地検討会:史跡樺崎寺跡ほか足利市内の庭園3カ所
情報交換会:レストラン ぽるか(足利市柳原町862-1)

<参加費(案)>
学会員・足利庭園文化研究会会員:2,000円
非会員:4,000円
※学生は、会員の場合1000円、非会員の場合は2000円とします。
※大会参加費については、1日のみの参加でも上記金額を徴収します。
資料代:1,000円(大会参加者にはセットでお渡しするが、別途資料のみを購入する場合に必要な金額)
情報交換会(6/11):5,000円

<現地検討会申込先>
大澤伸啓(日本庭園学会全国大会運営委員会長)
メール: nobuosawa2003@yahoo.co.jp
FAX:0284-21-5535
定員:40名(先着順)バス等料金2,000円徴収いたします。

<問い合わせ>
問い合わせ
粟野 隆(日本庭園学会全国大会運営担当、東京農業大学)
電話:03-5477-2428
メール:t3awano@nodai.ac.jp

以上

平成28年度 日本庭園学会大会現地検討会・シンポジウム
<日 時>:平成28年6月12日(日)
<会 場>:足利商工会議所4階友愛ホール

大会テーマ「文化財庭園の調査・整備・維持・管理」

趣旨文:近年、全国の文化財庭園で調査や整備、修理が進められている。また、日常の維持、管理も欠かせない。本大会では、庭園の悉皆調査、史跡樺崎寺跡庭園の保存整備を行っている足利市の事例をもとに、文化財庭園の調査・整備・維持・管理について考察する。これらを実施する方法や留意すべき点等、先進地の事例をもとに検討したい。

現地検討会(午前の部)
08:30~09:00  現地検討会受付    バス料金として参加費をいただきます。(金額未定)
集合場所:足利商工会議所駐車場
09:00~12:00  新藤家庭園・巖華園・史跡樺崎寺跡庭園見学
(案内・解説者・・・外丸、足立、板橋)
休憩
12:30~13:00  シンポジウム受付
総合司会:企画委員会大会運営委員担当
13:00~13:05  開会挨拶:鈴木久男会長

13:05~13:10  趣旨説明:大澤伸啓実行委員長

13:10~13:40  足利の庭園調査と管理        外丸 実(足利庭園文化研究会会長)

13:40~14:10  史跡樺崎寺跡庭園の調査と整備    足立佳代(日本庭園学会理事)

14:10~14:40   京都における庭園の発掘調査    鈴木久男(日本庭園学会会長)

14:40~15:10   京都における文化財庭園の管理   加藤友規(日本庭園学会理事)

15:10~15:40   文化財庭園の整備           小野健吉(日本庭園学会理事)

15:40~16:10   保存管理計画の作成方法        今江秀史(日本庭園学会理事)

16:20~16:50  総合討論                     司会進行 大澤伸啓

16:50~17:00  閉会挨拶

17:00       解 散

平成28年度 全国大会研究発表会での発表の申し込みについて

平成27年度の研究発表会で発表を希望する方は、下記の要領でお願いいたします。
発表時間は、ひとりあたり30分とし、発表25分、質疑応答5分を予定しています(変更する場合もあります)。また、発表にはPCプロジェクターの使用が可能です。


◆発表申込み期限
平成28年3月21日(月)

◆申込み方法
発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要(200字程度)を添付のうえ下記の「発表申込先」までお送りください。原則的にはEメールとしますが、郵送もしくはFAXでもかまいません。

◆発表要旨提出期限
平成27年5月6日(金)(本文版下原稿の郵送期限)
(Eメールでの送付の場合は、当日17:00までとします)

◆執筆要領
全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布します。原稿はそのまま要旨集の版下とします。そのため、ワープロを使用しての作成をお願いします。分量は、A4判で2ページもしくは4ページ、6ページ、8ページとします(奇数ページでの原稿は、受け付けませんのでご注意ください)。
なお、書式はホームページからダウンロードが可能となっている(研究発表要旨書式:PDF/Microsoft Word

◆発表の申込み先・発表要旨の提出先
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
全国大会運営委員 粟野 隆
電話   03-5477-2428
FAX  03-5477-2625
Eメール t3awano@nodai.ac.jp

関西近世考古学研究会 第27回大会 案内


「中近世の庭園遺構」

 関西近世考古学研究会は、本大会で第27回を迎えることとなりました。今回のテーマは初めて「庭園」を取り上げます。古代に都城や貴族の館に現れた庭園は、その後も貴族の館を華麗に飾り、寝殿造の邸宅などにつながりました。さらには浄土を表現した広大な園地が寺院の境内に築かれ、鎌倉時代には新しく到来した禅宗の寺院境内にも庭園が採り入れられています。
 室町時代になると、庭園が将軍や管領家の邸宅にも築かれ、日本各地の武家の邸宅にも庭園が見られるようになります。一方、室町後期には、都市の住宅にも小規模な「庭」が出現しました。
 今回の大会では、中世~近世における様々な「庭園」を取り上げ、年代的推移や階層による特徴の差異などさまざまな角度から、その意義を検討してみたいと思います。
 皆様、万障お繰り合わせの上、よろしく御参加の程、お願い致します(大会申し込みは不要です)。

開催日 2015年12月5日(土)・6日(日)
開催地 〒662-8552 西宮市御茶屋所町6-42 
大手前大学さくら夙川キャンパス C棟 C20教室
http://www.otemae.ac.jp/
最寄駅 阪急夙川駅南へ徒歩10分、JRさくら夙川駅西へ徒歩10分、阪神香枦園駅北へ徒歩10分
宿泊について 大学周辺にはなく、大阪駅・三宮駅周辺にございますので各自で予約してください。
懇親会について 本会主催としての懇親会は実施しませんが、第一日目の夕刻から、会場周辺で、忘年会を兼ねた有志による会費制の懇親会を設けたいと思います。
 有志懇親会に参加希望の方は、お店の手配の関係上、事前に事務局・嶋谷(shimatani-air@k7.dion.ne.jp)まで御連絡下さい。

<プログラム>

125日(土)
午後
1時    受付開始
1時30分 開会挨拶    松尾信裕
1時35分 共催挨拶    小林基伸氏
1時45分 報告1 近藤奈央 「中近世京都の庭園遺構」
2時25分 報告2 藤田若菜氏 「戦国城下町一乗谷の庭園」
3時05分 (休憩)
3時20分 報告3 荒木幸治氏 「旧赤穂城庭園(本丸庭園・二之丸庭園)」
4時00分 報告4 武内 啓氏 「江戸遺跡における庭園遺構の調査事例」
4時40分 (散会)

126日(日)
午前
9時30分 受付開始
10時00分 報告 徳永桃代氏 「松江城下町遺跡の庭園遺構」
10時40分 報告 永井正浩 「中世都市堺の庭園遺構」
11時20分 (休憩)
11時30分 報告7 赤松和佳氏 「有岡城跡・伊丹郷町遺跡の庭園遺構」
12時10 分  (昼食)
午後
1時10分   講演  今江秀史氏 「史跡本願寺境内にみる中世から近世にかけての庭の意味の変化
2時10分 (休憩)
2時25分   討論     (司会)嶋谷和彦・渡邊晴香
3時55分   閉会挨拶 松尾信裕
4時00分   (散会)

大手前大学 さくら夙川キャンパス所在地

さくら夙川キャンパス内施設


<北>

 

ご案内 北米日本庭園協会大会 2016年3月7日ー8日 フロリダ

NAJGA(北米日本庭園協会)2016年大会
「健康な世界に向けて: 健康と変容の場としての日本庭園」

開催日:2016年3月7日‐8日
会議場:モリカミミュージアム日本庭園、デルレイ・ビーチ(フロリダ州)
発表申込み:10月15日締め切り
詳細はNAJGAホームページで確認してください。
http://www.najga.org

2年に一度開催され、3回目となる北米日本庭園協会の総会、研究・事例報告発表会の案内がきております。開催テーマ、開催日程、開催場所がアナウンスされ、発表申込みが告知されました。発表申込みの締め切りは10月15日で、エントリーされた発表テーマ・内容から、ピアレビュー(審査)を受けて発表者が決定します。
これまでも、毎回日本からの数件の発表がおこなわれてきました。ぜひ、日本庭園学会のみなさんのエントリーをお考えください。また、日本並びに、北米在住の日系人の方々の参加も多い会です。フロリダの日本庭園視察も兼ねて、大会参加もご検討ください。

会議の詳細:会議詳細は今後ホームページにて案内される予定です。
参加申込み:今後案内される予定です。

The North American Japanese Garden Association
2016 Biennial Conference
Towards A Healthier World
Japanese Gardens As Places For Wellness and Transformation
March 7-8 2016 Morikami Museum and Japanese Garden, Delray Beach, Flor

予告 平成27年度 日本庭園学会関西大会

 

 平成27年度の関西大会は、平成27年11月7日(土)・8日(日)の2日間、大阪府三島郡島本町の島本町立歴史文化資料館(旧麗天館:最寄駅:JR東海道線島本駅、阪急電鉄水無瀬駅)を会場として開催する。
1日目の11月7日(土)は、午前に現地検討会(水無瀬神宮燈心亭とその庭、水無瀬離宮推定地探訪:島本町教育委員会と共催予定)を、午後に公開シンポジウムが行われる。2日目の11月8日(日)には、終日研究発表会を実施する。
公開シンポジウムのテーマは、「庭園遺構の保存と移築 − 現状と課題・展望 − 」である。これまで都市開発に伴い発掘された庭園遺構の保存については、移築という手法が用いられることがあった。それは、遺跡全体が取り壊されても、部分的に庭園が保存されるという点で、効果的な手段と考えられてきたからである。しかしながら、庭園の移築時に行われるべき調査のあり方や、移築先の選定基準、移築技術などについて、これまで本学会において十分な議論が行われてきたとはいえない。
一方で、近年、移築された庭園遺構が、再び都市開発によって取り壊されるという事態が生じている。その背景には、「移築保存」の有効性を担保する行政的な制度の不備という根本的な課題があるといえる。以上のような庭園遺構の移築が抱える現状と課題について、考古学と庭園学の研究者さらには土地の所有者、行政の立場から議論する。

プログラム(予定)

シンポジウムの主旨説明
話題提供1 庭園遺構の保存・移築事例について 
話題提供2 庭園遺構の立地・構造・材料・工法・意匠の把握と移築技術
話題提供3 庭園遺構の保存に関わる行政制度の現状と課題
話題提供4 庭園遺構の移築と利活
討   議

詳細は後日お知らせします。

 

研究発表の申し込みについて

研究発表会での発表希望者は、下記の要領にしたがって申し込んでください。発表時間は、ひとりあたり25分とし、発表20分、質疑応答5分を予定しています (但し、発表者数によって変更する場合があります)。
また、発表にはPCプロジェクターの使用が可能です。

発表申込み、発表概要提出期限
平成27年9月20日(日)

◆申込み方法
発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要(200字程度)を添付のうえ下記の「発表申込先」まで送付すること。原則的にはEメールとするが、郵送もしくはFAXでもかまわない。
発表要旨提提出期限
平成27年10月18日(日)(本文版下原稿の郵送期限) 
Eメールでの送付の場合は、同日17:00までとする

◆執筆要領
全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布する。原稿はそのまま要旨集の版下とする。そのため、ワープロを使用しての作成すること。分量は、A4判で2ページもしくは4ページ、6ページとする(奇数ページでの原稿は、受け付けないので注意すること)。
1ページあたりの文字数及びページレイアウトは、学会誌の論文の書式に準じ、横書き2段組、1段あたり25字40行となっている。なお、書式はホームページからダウンロードが可能となっている(研究発表要旨書式:PDF/MicrosoftWord)。
申し込みと資料提出の締め切り日は厳守のこと。

◆発表の申込み先・本文版下原稿の提出先
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2−116
京都造形芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター気付
日本庭園学会関西支部事務局
(担当者:関西支部長 仲 隆裕)
ファクシミリ:075−791−9127
E-mail:naka@kuad.kyoto-art.ac.jp

レポート


レポート1
平成27年度全国大会 公開シンポジウム(6/14)「江戸庭園の新地平」

 今年度のシンポジウムは、最初に座長である生活史研究所研究部長の玉井哲雄先生から、江戸の大名庭園研究の最新の情報を交え、近世都市江戸における庭園の意味を考古学、造園史、建築史による学術的な観点から考察するというという趣旨説明からはじまり、パネリストの発表となった。
 早稲田大学人間科学学術院教授の谷川章雄先生は、考古学の観点から、仙台藩伊達家芝口邸、讃岐高松藩松平家小川街邸、尾張藩徳川家市谷邸の発掘調査から大名屋敷と庭園の関係性について述べられた。遺構と絵図などからみる藩邸の空間、閉ざされた空間でどんな暮らしをしていたのか、特に、大泉水だけでなく、屋敷のところどころに小さな池もあったということ、何千人もが働いている囲われた屋敷内で、ゲストを迎える場所、プライベート空間など庭園が重要な意味を持っていたと解説していただいた。
 東京農業大学地域環境科学部教授の服部勉先生は、造園史の観点から、東京オリンピックを視野に旧浜離宮庭園内の「延遼館」復元再検討の中、当時の利用意図をきちんと理解することの重要性を述べられた。将軍の利用実態を再度紐解かれたご発表の中で、特に興味深かったのは、接待される側の見聞録的なものはあるが、お殿様自身が遊んだような記録がないということ、浜御殿では鴨狩を楽しみ、お殿様が安らぐ非公開の場であったはず、だからこそ公式な記録は残されていないであろうということ、浜御殿も閉じた空間であったということである。さらに今後も立地を活かした江戸大名庭園のすばらしさアピールすることには賛同できた。
 東京大学埋蔵文化財調査室の原祐一先生は、考古学の観点から不忍池周辺の藩邸(水戸藩、富山藩、高田藩)が、それぞれ景観を重視して造成されたことを述べられた。藩邸から見える不忍池と忍ケ丘の景観、忍ケ丘からみた向ヶ岡の景観を意識していたであろうということ、不忍池を西湖とみたて借景とていたという文献をもとにGPSデータや、不忍池に映る月の見え方などからも検証された。当時の光景が目に浮かぶようであった。ここでもひとつひとつの藩邸は閉じた空間であったことがわかった。
 文京区教育委員会の池田悦夫氏は小石川後楽園の修復工事に先駆けた確認調査から、今まで絵図や文献資料でしか知りえなかった作庭時の意匠や歴史的変遷を考古学の観点から明らかにされた。内庭は、御殿にあり、ここも閉じた空間であった。考古学からみた遺構、池内の堆積物などから、内庭の池の汀線の変遷、大泉水の見え方など貴重な新事実を述べられた。
 最後に総合討論が行われた。谷川先生が冒頭で、江戸府内の約7割が武家地であったと述べられているが、その武家地はみな選べたわけでなく、与えられたものであったという。これらの場所は、それぞれの藩邸を形成するのであるが、みな閉ざされた空間であったことが伺われる。屋敷内の憩いの場、ゲストを招く場として、魅力的な空間としてのお庭づくりや、よい景観を得るためにそれぞれ工夫を凝らしていたことが、今回のシンポジウムの企画ならではの、考古学、造園史、建築史から得られた事実を複合し、明確化され、より発展した大名庭園の捉え方ができたのではないかと思う。学域の横断的解釈が庭園研究の新光を放った素晴らしいシンポジウムであった。
東京農業大学造園化学科特別研究員 ホーメストネットワーク(株) 牧田直子

 

レポート2
平成27年度全国大会 現地検討会(6/13)

 6月13日(土)午前中、東京大学の赤門前に集合して後、同大学構内にある、懐徳館庭園と育徳園庭園(三四郎池)を同大埋蔵文化財調査室の原祐一氏の案内で見学しました。
 この2つの庭園はどちらも加賀前田家のゆかりの庭園ですが、作庭の経緯はそれぞれ大きく異なっています。最初に見学した懐徳館は、明治に旧藩邸の敷地の一部を政府から与えられた敷地に造営された前田家の本邸です。西洋館・日本館の2棟が完成したのは明治の末頃になりますが、それ以前から今に残るような池庭が作られていました。大正の末に前田家から東京大学に寄贈されますが、昭和20年(1945)の東京大空襲で建物は焼失し、その後、池の水も絶えて枯池になっています。そのため、かつてとは趣きが異なる部分もありますが、西洋館を背景にして雄大な護岸石組が施された池の様子を写した古写真を見ながら、かつての姿を思い浮かべつつ庭園を一巡し、池や中島、滝流れや築山などを見学していると、池の中島に架かっていた石橋の基礎となっていたと思われる石や、園内の水を循環させていたポンプ施設が残っているのが見て取れました。
 続いて、育徳園庭園に向かいました。夏目漱石の『三四郎』の舞台となったため、三四郎池の名がすっかり定着していますが、歴史的には、江戸時代の初めに加賀藩主前田家の藩邸の庭園として作られた回遊式の庭園で、3代将軍徳川家光が訪れるなど、早くから接遇や遊興の場として用いられました。5代目藩主前田綱紀によって育徳園と命名され、八景や八境が選定されて和歌や漢詩が詠まれ、園記も記されるなど、かつては江戸の名園の一つに挙げられていました。園内は樹木がうっそうと生い茂っていましたが、かつて亭があり、視点場となっていた場所や、江戸時代の絵図にも描かれている築山の石組を原祐一氏にご案内・ご解説いただき、かつての庭園の情景を思い起こしながら池の周囲を一巡し、見学会を終えました。
植彌加藤造園(株) 菅沼裕

予告 平成27年度 全国大会


平成27年6月13日(土)、14日(日)

シンポジウムのテーマ「江戸の庭園を探る」(仮)
近年東京では、江戸期の大名藩邸の発掘調査や、文献史研究が進展し、興味深い知見が蓄積されつつあります。本シンポジウムでは、考古学、造園史、建築史等の他分野の方々を交え、江戸の庭園に関する多面的な検討をおこないます。

<日程・内容・会場>
日程:平成27年6月13日(土)~平成27年6月14日(日)
内容:6/13:現地検討会およびシンポジウム「江戸の庭園を探る」(仮)
6/14:研究発表会および総会、日本庭園学会賞受賞者講演等
会場:現地検討会:懐徳館庭園(東京大学本郷キャンパス内)
シンポジウム:中島董一郎記念ホール(東京大学弥生キャンパス内)
情報交換会:アブルボア(東京大学弥生キャンパス内)
研究発表会、総会:中島董一郎記念ホール(東京大学弥生キャンパス内)

<参加費>:学会員:2,000円
非会員:4,000円
※学生は、会員の場合1000円、非会員の場合は2000円とします。
※大会参加費については、1日のみの参加でも上記金額を徴収します。
情報交換会(6/13):5,000円程度を予定

<問い合わせ>:
問い合わせ
粟野 隆(日本庭園学会全国大会運営担当、東京農業大学)
電話:03-5477-2428
メール:t3awano@nodai.ac.jp

研究発表の募集

平成27年度の研究発表会で発表を希望する方は、下記の要領でお願いいたします。
発表時間は、ひとりあたり30分とし、発表25分、質疑応答5分を予定しています(変更する場合もあります)。また、発表にはPCプロジェクターの使用が可能です。

◆発表申込み期限
平成26年3月30日(月)

◆申込み方法
発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要(200字程度)を添付のうえ下記の「発表申込先」までお送りください。原則的にはEメールとしますが、郵送もしくはFAXでもかまいません。

◆発表要旨提出期限
平成27年5月8日(金)(本文版下原稿の郵送期限)
(Eメールでの送付の場合は、当日17:00までとします)

◆執筆要領
全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布します。原稿はそのまま要旨集の版下とします。そのため、ワープロを使用しての作成をお願いします。分量は、A4判で2ページもしくは4ページ、6ページ、8ページとします(奇数ページでの原稿は、受け付けませんのでご注意ください)。 なお、書式はホームページからダウンロードが可能となっております。(研究発表要旨書式:PDF/Microsoft Word)申し込みと資料提出の締め切り日は厳守のこと。  

◆発表の申込み先・発表要旨の提出先
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
全国大会運営委員 粟野 隆
電話   03-5477-2428
FAX  03-5477-2625
Eメール t3awano@nodai.ac.jp

庭園学会会員の勤務施設からのお知らせ



文京ふるさと歴史館では、来る2月14日(土)~3月22日(日)、明治~大正年間にかけての地誌や錦絵などの館蔵資料を中心として、『明治・大正の小石川を訪ねて―「新撰東京名所図会」展―』を開催いたします。
当館では平成18年度に、隣接する千代田区、新宿、両区の博物館施設との合同企画として、『水戸黄門邸を探る』を開催いたしました。この展示会の開催後に収集した、小石川後楽園を始めとする文京区内の文化財庭園に関わる絵画資料や写真資料中から、今回の展示会では、旧・小石川区に該当する地域の、小石川後楽園や小石川植物園などに関わる資料を紹介します。
この中で特に、明治39・40年(1906)に発行された『新撰東京名所図会 小石川区之部』に焦点をあてた展示構成となっています。『新撰東京名所図会』とは、明治29年(1896)から同44年にかけて、東陽堂から発行された雑誌『風俗画報』の臨時増刊として刊行された、今日風に言うビジュアル系の雑誌です。東京の名所などをそれぞれの町ごとに紹介したもので、文章のみならず、多くの挿絵や写真が掲載されています。
また名所旧跡に限らず、まちなみなどについても紹介されており、今日程に写真技術の普及していなかった当時の東京を知る地誌資料としても貴重なものです。
『新撰東京名所図会』に紹介された事柄に関連する資料や、当時の小石川区の様子がわかる資料を展示します。
水戸徳川家の屋敷内庭園「後楽園」の名残りである特別史跡・特別名勝小石川後楽園。この庭園は、かつては陸軍の兵器工場(砲兵工廠)の敷地内にあり、山県有朋の肝煎りで特別に保護され、陸軍の管理下にあった時は、現在の様に一般公開はされていませんでした。 当時の後楽園は、工廠長官に許可がないと入園ができませんでした。日本赤十字社では、明治39年に入園の許可を得て「参観証」を作成し、総会に参加した社員に配布しました。大変貴重な、この参観証なども展示します。
博物館の展示資料から、現在とは違う明治、大正の小石川区を訪ねてみてはいかがでしょうか。折りしも、小石川後楽園は梅が見頃の季節です。また東京都の旧跡から、国指定文化財に変更されて間もない小石川植物園も、一見の価値ありです。
どうぞ、ご来館下さい。
(文責:文京ふるさと歴史館 加藤)

 

予告 平成26年度 日本庭園学会関西大会


関西支部では、以下の日程と会場で研究会を開催することになりました。
今回は、実務者による文化財庭園の修理の報告が行われます。
皆様、ふるってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

日時:平成26年9月28日(日) 13:30-16:00
会場:京都造形芸術大学歴史遺産学科研究室(人間館A棟4階 エレベータ左向かい)
(住所:京都市左京区北白川瓜生山2−116)

スケジュール:
13:00  受付開始
13:20  開会挨拶 関西支部長 仲隆裕(京都造形芸術大学)
《研究報告》
13:30  「京都市登録名勝 都ホテル葵殿庭園の定期修理」 阪上富男(植彌加藤造園株式会社)  
14:00  「京都市指定名勝 遺香庵庭園の地割の修理」 吉野裕仁(樋口造園株式会社)    
14:30  「京都市指定名勝 西翁院庭園の定期修理」山田耕三(花豊造園株式会社)
15:00  討議  司会:今江秀史(京都市文化財保護課)
16:00  閉会

予告 平成26年度 全国大会

新潟県における全国大会の初開催

平成26年6月21日(土)、22日(日)

 


平成 26 年度の全国大会の開催スケジュール及びシンポジウム等の概要が決定した
( 開催日時は、平成 26 年 6 月 21 日 ( 土 )、22 日 ( 日 )の 2 日間。1 日目は、研究発表会ならびに現地検討会を予定している。2 日目は、県下の近現代における邸宅の庭において現地検討会が行われた後、「自然主義風景式庭園の潮流と旧齋藤家別邸庭園」と題してシンポジウムを開催するシンポジウムの表題にある旧齋藤家別邸は、新潟市中心市街地に位置し、2 代目松本幾次郎と弟の亀吉が大正6 年 (1917) から約 4 年間を要し作庭した、砂丘列を活かした雄大な庭園がある。市民運動で「個の庭」から「公の庭」となった庭園は、季節感をベースに陰影のある奥山の風景や野辺の明るさを基調とした誰にでも分かる美しい自然が表現されている。これらは近代数寄者らの影響を受けつつ 2 代目幾次郎と亀吉が生み出した自然主義的な作風と言える。このような作風は「雑木の庭」の創始者・飯田十基や小形研三らに引き継がれていった飯田十基(1890 ~ 1977)は、2 代目幾次郎や岩本勝 五郎に師事し、2 代目幾次郎の下で渋沢栄一邸、阪谷芳郎邸、岩本の下では山縣有朋の邸宅である椿山荘、古稀、庵などを手掛けた。大正 7 年(1918)に独立した飯田は武蔵野の雑木林を取り入れた数寄屋の庭を数多くつくり、自然主義風景式庭園の潮流を大きく発展させた。その弟子小形研三(1912 ~ 1988)は、昭和時代に「雑木の庭」を庶民の庭として定着させ、さらに雑木を公共造園に組み入れて全国的に普及させた。旧齋藤家別邸庭園に見られる自然主義風景式庭園の潮流は、現代の庭園スタイル「雑木の庭」を誕生させる先駆けとなった。旧齋藤家別邸を主題にこれら近代の庭園事情とその潮流について多くの参加者と議論し見識を深めたい。さらに庭園を核としたまちづくりの視点においても、この庭園を事例に関係者と議論を深めていきたい、会場は、1 日目がホテルイタリア軒と旧齋藤家別邸 2 日目は伊藤家庭園、清水園、石泉荘庭園とホテルイタリア軒を予定している。

全国大会 スケジュール(予定)

■平成 26 年 6 月 21 日(土)、22 日(日)

大会・シンポジウム
ホテルイタリア軒(新潟市中央区西堀通七番町研究会・研究発表会)
新潟市旧齋藤家別邸、北方文化博物館新潟分館                      

▼1日目 平成26年6月21日(土)
9:30 受付開始(ホテルイタリア軒3階サンマルコ)
10:00 開会
10:20 総会・学会賞受賞者講演
13:00 研究発表会
16:30 旧齋藤家別邸、旧清水常作別邸(北方文化博物館新潟分館)見学 
17:00 まち遺産の会による花街まち歩き(希望者)
18:30 情報交換会 (レセプション)於 ホテルイタリア軒5階春日 

▼2日目 平成26年6月22日(日)
現地見学会
8:15 見学会受付(ホテルイタリア軒ロビー集合)
8:30 現地検討会開始(ホテルイタリア軒出発、バス移動)
9:30 清水園見学、徒歩にて石泉荘庭園に移動
11:00 石泉荘庭園出発
11:50 伊藤家庭園(北方文化博物館)見学
12:40 北方文化博物館出発(復路、バス内にて昼食(お弁当付))
13:00 ホテルイタリア軒到着 シンポジウム受付
16:30 終了予定

■見学先概要
伊藤家庭園 (新潟市江南区沢海)
伊藤家は 250 年以上続く旧家で、大正 13 年には 1,300町歩を所有する日本を代表する豪農となった。
庭園は田中泰阿弥によって改修され、鉄製の置き灯篭(天正元年、与次郎作 ) や小町灯籠(推定鎌倉期)などの名品がある。庭内の茶室は 5 つで全て田中泰阿弥の設計。1953 年から約 5 年の歳月をかけて作り上げた新潟を代表する庭園。

旧新発田藩主溝口家下屋敷庭園(清水園)
(新発田市大栄町)
庭園は、池泉回遊式で、日本中の美しい自然や名勝を 集めて理想世界を演出したもの。庭園内には桐庵、夕佳亭、翠涛庵、同仁斎、松月亭などの茶室があり、全て田~ 中泰阿弥の作。庭園はもともと 4 代溝口重雄 (1632~1708)によるもので、1953 年から 56 年にかけて田中泰阿弥がこれを改修し、1972 年に完成している。庭園は2003 年に国指定名勝に指定されている。

石泉荘庭園(旧石崎氏庭園)(新発田市諏訪町)
明治時代に料亭「花菱亭」として建てられた建物のうち、茶室(1895)と離れ座敷(1905)は 2007 年に国登録有形文化財となった。庭園は約 1,500 坪で、庭園のほぼ中央を川幅約 4m の新発田川が流れ、明治初期の料亭の風情を残す。

■会 費
◆1日目  
学会員(一般):2,000 円   非会員:3,000 円
※学生は、会員の場合 1,000 円、非会員の場合は 2,000 円とします。 
情報交換会(6/21):5,000円
◆2日目  
学会員(一般):3,000 円   非会員:4,000 円
お弁当代:1,000円 入館料3か所:1,900円(学生割引なし)

■参加申し込み
平成26年6月8日(日)
※総会、情報交換会、見学会への出席・参加は、6月12日(木)までに、日本庭園学会事務局までお申込み
ください。

■問い合わせ・参加申し込み
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
全国大会運営委員 粟野 隆
電話:03-5477-2428  FAX:03-5477-2625
Eメール:t3awano@nodai.ac.jp

■宿泊先のご案内
企画委員会(全国大会運営小委員会)では、平成26年度全国大会を新潟県新潟市で開催するにあたり、遠方からの参加者に対して、以下の宿泊先(五十音順)をご案内します。予約、手続きに当たっては日本庭園学会の全国大会で宿泊希望とお伝えください。記載内容は参考ですので、詳細は各宿泊所へ直接ご確認ください。また、宿泊に関するすべての事項は、各自の責任の元でお願いします。宿泊所に直接ご連絡いただく事とし、事務局への連絡はさけていただきますよう願います。

1、アパホテル新潟古町 特別価格
  料金:6/20 素泊まり 一泊4,500円(税込)
     6/21 素泊まり 一泊6,000円(税込)
  朝食代:1,100~1,200円前後(目安)
  連絡先:新潟県新潟市中央区東堀通6番町1037番1
  TEL:025-229-2211 FAX:025-229-2212
  E-mail:ahnifuru@apa.co.jp
  URL:http://www.apahotel.com/hotel/kousinetsu/03_niigata-furumachi/
  担当:支配人 真子祐吉

2、ホテルイタリア軒 特別価格
  料金:6/20 素泊まり 一泊5,400円(税・サービス料込)
     6/21 素泊まり 一泊7,000円(税・サービス料込)
  連絡先:新潟市中央区西堀通七番町1574
  TEL:025-224-5111 FAX:025-224-7679
  担当:五十嵐慶次郎

3、ホテルオークラ新潟
  料金:6/20-22 素泊まり 一泊8,000円(税・サービス料込)
          朝食付き 一泊9,500円(税・サービス料込)
  連絡先:新潟市中央区川端町6-53
  TEL:0120-100-120(宿泊者専用フリーダイヤル)、025-224-6111
  FAX:025-224-7076
  E-mail:info@okura-niigata.com
  担当:セールス 佐久間

研究発表の募集

 

平成 26年度の研究発表会で発表を希望する方は、下記の要領にしたがうこと。発表時間は、ひとりあたり30分とし、発表25分、質疑応答5分を予定している ( 変更する場合もある)。また、発表にはPCプロジェクターの使用が可能である。 発表申込み、発表要旨提出期限
平成26年4月12日

◆申込み方法
発表者氏名・所属・題名・連絡先を明記し、発表概要(200字程度)を添付のうえ下記の「発表申込先」まで送付すること。原則的にはEメールとするが、郵送もしくはFAXでもかまわない。
発表要旨提提出期限
平成26年5月16日(金)(本文版下原稿の郵送期限) 
Eメールでの送付の場合は、同日17:00までとする


◆執筆要領
全発表者分を研究発表要旨集として印刷し、当日参加者に配布する。原稿はそのまま要旨集の版下とする。そのため、ワープロを使用しての作成すること。分量は、A4判で2ページもしくは4ページ、6ページとする(奇数ページでの原稿は、受け付けないので注意すること)。
1ページあたりの文字数及びページレイアウトは、学会誌の論文の書式に準じ、横書き2段組、1段あたり25字40行となっている。なお、書式はホームページからダウンロードが可能となっている(研究発表要旨書式:PDF/Microsoft Word)。申し込みと資料提出の締め切り日は厳守のこと。                

◆発表の申込み先・本文版下原稿の提出先
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
全国大会運営委員 粟野 隆
電話:03-5477-2428  FAX:03-5477-2625
Eメール:t3awano@nodai.ac.jp

展示イベント 名勝大乗院庭園文化館 【文化サロン】
 期 間 平成26年3月1日(土)~3月30日(日) 入場無料

主 催:名勝大乗院庭園文化館
協 力:独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所
後 援:公益財団法人 日本ナショナルトラスト

*資料展「奈良の庭と森蘊の業績」


*講演会「奈良の庭と森蘊の業績」
講 師  奈良文化財研究所 遺跡整備研究室
客員研究員 マレス・エマニュエル氏
開催日時 2014年3月15日(土)  14:00~15:30
場 所  名勝大乗院庭園文化館
定 員  30名   受講料 300円 
申し込み 往復はがき・FAXに住所・氏名・年齢・電話番号(FAX番号)
を書き3月8日(土)必着で下記に郵送(FAX)下さい。
(申し込み多数の場合は抽選となります。一人一枚限り)

   名勝大乗院庭園文化館 〒630-8301 奈良市高畑町1083-1
☎ 0742-24-0808   Fax 0742-24-0807
https://www.narahotel.co.jp/cms/daijyo_in.html