学会からのお知らせ
学会からのお知らせ
日本庭園学会の鈴木誠理事が2025年度日本庭園学会全国大会で発表した論考にリライト及び追記され、東京農業大学紀要「農学集報」に掲載されました。
鈴木 誠*†・北脇恵美**(2026),日本庭園に関連する官公庁・学協会,東京農業大学農学集報,71(1),p.45-64
要約:(公社)日本造園学会は2025 年(令和7)創立100 周年を迎え,造園学はこの1 世紀で大きな発展と多様化を上げてきた。また,日本庭園に特化した学術団体である日本庭園学会も1992 年(平成4)に設立され,30 年以上にわたり研究活動を継続している。このように学術的深化は進展しているものの,日本の造園学の原点ともいえ,かつ世界的広がりを持つ日本庭園に関して,それに関与する学術団体,業界団体,職能団体および行政機関の全体像は必ずしも体系的に把握されていない。そこで本稿では,主として公共の日本庭園に関わる官公庁および諸団体が,日本庭園とどのように関係しているかを整理するため,現時点で把握可能な情報を基に調査を行い,以下の七類型に分類した。A.行政機関として日本庭園に関わる官公庁,B.公共施設を所管して日本庭園に関わる官公庁等,C.日本庭園に関わる官公庁に準じた団体等,D.日本庭園の研究団体,E.日本庭園に関わる業界団体,F.日本庭園に関わる職能団体,G.日本庭園に関わる研究・教育機関。さらに補遺として,H. 日本国外の日本庭園関連団体についても整理した。本整理により,我が国における日本庭園に関わる「学術・技術と職能」に関する基礎が提示され,今後の日本庭園学および関連実務の発展に資することが期待される。
詳細はこちらhttps://nodai.repo.nii.ac.jp/records/2000773
*東京農業大学名誉教授
**国際基督教大学大学院公共政策・社会研究専攻
†Corresponding author