学会からのお知らせ

令和8年度(2026)日本庭園学会 庭園見学会のお知らせ

2026.7.15
学会からのお知らせ

 令和8年秋の現場見学会を、10月24日(土)「東京の庭園見学会」と題して開催する予定です。場所は、2023年の全国大会で見学予定であった浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園です。
 当時は台風で見学会は中止になってしまいましたので、今回新たに企画いたしました。9月28日からは「日本庭園学会オンラインセミナー2025秋」を開催しており、オンラインセミナーで紹介された庭園の見学でもあります。

見学会概要

【見学日時】令和8年10 月24 日(土) 13時より
【見学場所】 ①浜離宮恩賜庭園(中央区浜離宮庭園1-1) / ②旧芝離宮恩賜庭園(港区海岸1-4-1)
【集  合】令和8年10月24日(土) 12時50分 浜離宮恩賜庭園(大手門口) サービスセンター前
【最寄り駅】都営地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)
      ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分
      JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩12分

参加申込

参加希望者は10月9日(金)17時必着で下記アドレスへお知らせください。複数名での申し込みの場合は、代表者の方の氏名と参加者の人数・氏名をお願いします。
kikuchimy@tokyoireikyoukai.or.jp
担当:公益財団法人東京都慰霊協会 菊池正芳 *当日は本連絡先は不在です。                                        

庭園概要

①浜離宮恩賜庭園
本園は、徳川将軍家唯一の別邸であり、潮入式の池泉を有し、江戸時代の大名の庭園の特 色である回遊式庭園の様式を現代に伝える代表例である。大正12(1923)年の関東大震災、昭和19(1944)年及び同20(1945)年の空襲により園地や園内の建築物が破壊され、本園は荒廃した。昭和20(1945)年に東京都に下賜され、応急的な整備を行い翌年4月に都立の庭園として一般に公開されることとなった。本園は、昭和57年、58年にかけ戦災で焼失した中島の御茶屋の復元を開始し、その後策定された「東京都における文化財庭園の保存管理計画」に基づき、橋梁、護岸、御茶屋の復元を進め、大泉水の周辺に3つの御茶屋を復元した。また、その芸術上及び観賞上の価値、歴史上及び学術上の価値により、昭和27(1952)年には文化財保護法に基づき、特別名勝及び特別史跡に指定され、今日に至っている。 

②旧芝離宮恩賜庭園
本園は、江戸初期に造られた大名庭園であり、元禄年間に小田原藩主大久保氏の上屋敷経営に伴って作庭され「楽寿園」と称された。その後、清水家、紀州徳川家と伝わり、明治8(1875)年に宮内省の所管に移り翌9年に芝離宮となった。明治時代は園内の洋館が迎賓館として利用されていたが、大正12(1923)年の関東大震災により迎賓館は焼失し園内は壊滅的被害を被った。その後、応急的な整備を行い、大正13(1924)年に皇太子の御成婚記念として東京市に下賜された。本園は、江戸時代の大名庭園の典型である回遊式築山泉水庭園であり、海水を引き入れた潮入の池を中心として構成され、小石川後楽園とともに17 世紀に築庭された庭園として現存する東京を代表する庭園である。本園は地割、石組などに旧来の姿を残しており、江戸期の大名庭園の作庭技法を伝える優秀な庭園として昭和54(1979)年6月に文化財保護法に基づき名勝に指定され、今日に至っている。